神経系が大きく変化する妊娠18週目の赤ちゃんの発達

2017年1月27日

妊娠18週目には、赤ちゃんの神経系の発達に大きな変化があります。それは、神経細胞(ニューロン)を包んで保護するミエリン鞘(しょう)の形成の始まりです。

ミエリン鞘は、髄鞘(ずいしょう)ともよばれ、赤ちゃんの脳や脊髄、神経の伝導スピードを飛躍的に上げることができる物質で、これから生後1歳になるまで急速に発達を続けます。

これによって、赤ちゃんの神経がより複雑につながりながら形成されていき、親指を吸ったり、へその緒を手で握ったりといった複雑な動きができるようになります。

ここでは、妊娠18週目にみられるおなかの中の赤ちゃんの大きさ、脳や身体の発達、妊婦の体の変化について分かりやすく表現した動画を紹介します。

妊娠18週目のおなかの赤ちゃんの発達

妊娠18週目になると、赤ちゃんは、頭からお尻までが約12cmから14cm、体重は約140グラムから200グラムで、パプリカくらいの大きさまで成長しています。

子宮の中で姿勢を頻繁に変えたり、膝を曲げ伸ばししたりしてよく動いているので、胎動を感じやすくなります。

身体の発達

赤ちゃんの骨は、耳の奥にある骨と脚の骨から順に骨化していき、徐々に骨格全体が硬くなっていきます。

首の下側から頭の横に移動していった耳は、最終的に正しい位置に配置されます。

生後、赤ちゃんの最初の便として出される胎便は、この時期からゆっくりと腸に蓄積し始めます。

手足の指紋が形成されます。

器官の発達

もし胎児が男の子なら、前立腺が形成されています。

女の子なら、子宮や卵管が形成され、正しい位置につきます。

早い人は、超音波(エコー)検査で、性別が分かるかもしれません。

妊婦の体の変化

妊婦は、食欲が増加するため、健康的な食事を心がけてください。

心臓血管系が劇的に変化しており、妊娠前よりも血圧が低くなります。急に起き上がったり、立ち上がったりすると、めまい(立ちくらみ)を感じるかもしれません。

この時期から、寝る時は、仰向けはやめて、左側を下にして寝ましょう。仰向けで寝ると、大静脈が子宮に圧迫されて、心臓への血液の戻りが低下します。

そして、骨盤底筋を鍛えるケーゲル体操などを取り入れて、出産に向けて適度に体を動かしましょう。揺れの激しい動きや突然姿勢を変化させるような運動はさけます。

その他の参照元:
1. 18 Weeks Pregnant | What To Expect
2. How your baby's growing | babycenter