胎脂で覆われ始める妊娠19週目の赤ちゃんの発達

2017年1月27日

妊娠19週目のおなかの赤ちゃんの発達で、最も特徴的なのは、胎脂(たいし)が形成され始め、胎児の敏感な皮膚を覆って、羊水の刺激から守ってくれるようになることです。

胎脂とは、白っぽいチーズやロウのようなあぶらで、皮脂や抜けた産毛、死んだ皮膚細胞などで構成されています。

水に溶けにくく防水効果があり、赤ちゃんの体温を保ったり、皮膚を保湿してシワやひびわれを防いだりする役割があります。また、出産時に産道を通りやすくし、細菌感染を防ぐともいわれてます。

もし、胎脂がなかったら、赤ちゃんは、まるで9ヶ月間お風呂につかった後のように、しわしわの状態で生まれてくるでしょう。

ここでは、妊娠19週目にみられるおなかの中の赤ちゃんの大きさ、脳や身体の発達、妊婦の体の変化について分かりやすく表現した動画を紹介します。

妊娠19週目のおなかの赤ちゃんの発達

妊娠19週目になると、赤ちゃんは、頭からお尻までが約15cm、体重は約240グラムで、大きなマンゴーくらいの大きさまで成長しています。

脚や腕の長さは、体の他の部位とつり合いがとれてきて、キックがよりパワフルになります。

頭皮には、後に髪の毛となって伸びていく毛芽(もうが)が発生します。

脳は、視覚、触覚、聴覚、味覚、嗅覚をつかさどる領域を特化し、5つの感覚がめまぐるしく発達します。母親のおなかの中で、赤ちゃんは、大きな音が聞こえた時に、恐怖を感じることもあります。

赤ちゃんは、腎臓で作った尿を排泄しています。

体の脂肪は少なく、肌は半透明でまだ血管が透けてみえますが、肌の色を決める色素が形成され始めています。

皮膚では、メラニン細胞が働き始めます。

妊婦の体の変化

手の平が赤くなる
手の平が赤くなったり、部分的な黒ずみが見られることがあります。
これは、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが過剰に分泌されて、色素が一時的に増えることによるもので、妊娠中にはよくみられる症状のひとつなので、あまり心配する必要はありません。
肌のくろずみや日焼けが引き起こされやすい
ホルモン変化によって、そばかすができやすくなったり、顔や首、乳首、わきの下、太ももの内側などが黒ずむことがあります。これらの症状は、出産後には解消します。
妊娠中は、肌が紫外線の影響を受けやすくなっているので、外出時は必ず日焼け対策をしましょう。
太ももの付け根や下腹に痛みがある
子宮は、赤ちゃんの成長にともなって、大きくなっていきます。
体重の増加にともない、一日の終わりや体勢を変えた時などに、脚の付け根にさすような痛みを感じることがあります。これは、円靭帯の痛みです。円靭帯は、子宮を支える靭帯で、おなかが大きくなるにつれて伸びています。
妊娠中の円靭帯痛を和らげて楽にする方法はこちら >
足がつる
妊娠中の体重増加によって、足の筋肉に負担がかかって疲労がたまったり、足の付け根にある(足に血液を運ぶ)血管が子宮に圧迫されたりすると、足がつることがよくあります。
足がつった場合は、まず、脚をまっすぐにして、足首を軽く手前に曲げ、つま先を膝に向かって戻します。
視界がぼやける
体の水分量の増加にともなって、視界がぼやけるといった視覚障害が起こることがあります。

その他の参照元:
1. Your pregnancy: 19 weeks | babycenter