感覚神経が鋭くなる妊娠22週目の赤ちゃんの発達

2017年1月30日

妊娠22週目になると、急速に発達している神経系によって、胎児の感覚が日に日に鋭くなっていきます。

脳と神経終末(末端)が完全に形成されて、赤ちゃんは、自発的に皮膚にある感覚「触覚」を使って、自分の体や顔、へその緒に触れたり、手を口に入れたりして、探索活動を始めます。

実は、赤ちゃんが羊水の中で宙返りをするのも、羊水の中での水の抵抗や圧力などを感じて、そこから新しい感覚を学ぶ方法のひとつで、それが、のちに発達していく平衡感覚(バランス感覚)や原始反射などにつながっていくのではないかと考えられています。

妊婦の乳房では、初乳が作られ始めます。

ここでは、妊娠22週目にみられるおなかの中の赤ちゃんの大きさ、脳や身体の発達、妊婦の体の変化について分かりやすく表現した動画を紹介します。

妊娠22週目のおなかの赤ちゃんの発達

妊娠22週目になると、赤ちゃんは、身長が約28cm、体重は430グラムから450グラムほどで、金糸瓜くらいの大きさまで成長しています。

頭部の発達

唇は、よりはっきりとした形になってきます。

外眼部(まぶたやまつげ、眉などの眼球を包んでいる器官)も明確に現れてきて、眼球も形成されていますが、光の量を調節する虹彩(こうさい:瞳)はまだ色素が不足しています。

内耳の聴覚を司る感覚器官である蝸牛基底膜(うずまき管)が発達し、音が聞こえるプロセスを調整しています。妊娠22週目頃は、主に、母親の呼吸や血流、腸の動き、心音などを中心に聞いていますが、外部から聞こえる音に反応することもできます。

赤ちゃんは、おなかの中で何をみているのでしょうか?子宮の中は真っ暗で、まぶたはまだ閉じた状態ですが、太陽や照明の光を感じることはできます。

身体や器官の発達

脂肪はまだ少なく、皮膚の表面には、細かい産毛としわが見られます。

もし胎児が女の子なら、膣は完全に形成されています。

男の子なら、精巣が骨盤から陰嚢に向けて降下し始めます。

消化酵素やインスリンの分泌に不可欠なホルモンの生成をするすい臓も着実に成長をしています。

妊婦の体の変化

妊婦は、おなかが大きくなるにつれて、薄いピンク色やダークブラウンの妊娠線ができる時期です。妊娠線ができるのは、主におなか周りですが、太ももやお尻、腰まわり、胸にもできやすいので、急激な体重増加を予防し、ローションやオイルなどを活用して肌を保湿しましょう。

妊娠すると、ホルモンバランスの変化によって髪質が太くなったり、抜け毛が減るようになります。

また、アンドロゲンとして知られている性ホルモンの血中濃度が高まり、顎や頬、おなか、腕、脚、背中などの毛が濃くなったり増えたりすることがあります。

爪が伸びるのが速くなり、にきびができやすくなります。

手足がむくみやすくなります。もし、足がむくむ場合は、締め付けすぎないように、快適な靴を選びましょう。

その他の参照元:
1. Your pregnancy: 22 weeks | babycenter