肺の発達が著しい妊娠23週目の赤ちゃんの発達

2017年1月30日

妊娠23週目になると、赤ちゃんは、身長が約28cmから30cm(頭からお尻までは約20cm)、体重は450グラムほどで、大きなマンゴーくらいの大きさまで成長しています。

徐々に脂肪が蓄えられていき、これから4週間のうちに体重は約2倍近くまで急激に増えます。

この時期から、生後に肺で呼吸をする時のために、肺の血管が発達し始めます。

ここでは、妊娠23週目にみられるおなかの中の赤ちゃんの大きさ、脳や身体の発達、妊婦の体の変化について分かりやすく表現した動画を紹介します。

妊娠23週目のおなかの赤ちゃんの発達

妊娠23週目の子宮内には、赤ちゃんが宙返りできるくらいの十分なスペースがあり、おなかの中で踊っているのではないかと思うほどよく動く様子がみられます。

神経系の発達によって、赤ちゃんは痛みを感じられるようになっています。

もし、胎児が双子であれば、それぞれが、異なる睡眠スケジュールを持つようになる傾向があります。

身体や器官の発達

赤ちゃんの肌は、セロハンのように薄く半透明で、皮膚のすぐ下にある色鮮やかな血管のために、赤みがかった色をしています。

皮膚の表面を覆って保護する角質細胞には、ケラチンと呼ばれる硬いたんぱく質が作られ始め、それによって、皮膚が厚みを増していきます。

皮膚にはまだしわがあり、将来の肌の色を決める色素が堆積しています。

赤ちゃんの肺の機能は成熟のプロセスに入りますが、子宮外での呼吸の準備が整うまでには、まだしばらく時間がかかります。肺には、小さな毛細血管が形成され、肺細胞と呼ばれる特殊な肺の細胞が発達しています。

耳の内側の骨が硬くなり始めて、耳で拾うことができる音が増えてきます。犬の鳴き声や掃除機の騒音などにも慣れ親しんでいきます。

胎盤や羊水の状態

赤ちゃんの生命維持システムであるパンケーキのような形をした胎盤は、酸素や栄養素、老廃物の受け渡しを行うだけでなく、有害物質や感染源が母親から胎児に伝わるのを防ぐフィルターシステムとして機能しています。

また、胎盤は、妊娠を持続するために必要不可欠なエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌しています。

胎児を囲んでいる羊水は、塩辛く、赤ちゃんを感染から守り、温かく保っています。そして、身体運動をさせるのに十分な浮力を与えています。

妊婦の体の変化と注意点

赤ちゃんが大きくなるにつれて、母親の肝臓などの他の臓器は押し上げられて、位置が少し変わっています。

妊婦は、足の血液循環の鈍化や血液成分が変化することによって、水分貯留が起こりやすくなるため、一日の終わりや夏の暑い日は特に、足がむくみやすくなります。

この時期は、長時間同じ姿勢で座ったり立ったりするのはさけましょう。寝る時は、足を高くしたり、左を下にしたりして、座っている時は、足を伸ばすとむくみの予防に効果的です。

また、適度な運動を取り入れ、水分補給を十分に行うことで、体内の過剰な水分貯留を抑制し、血液循環が改善されます。

妊娠中には、ある程度の足のむくみはよくみられるものですが、過度にむくむようなら、子癇前症(しかんぜんしょう)と呼ばれる危険な状態の兆候かもしれません。足や足首が突然にはれたり、顔(特に目の周り)や手にはれがある場合は、必ず医師に相談してください。

その他の参照元:
1. Labor and Birth | BabyCenter