鼻の孔が開通する妊娠25週目の赤ちゃんの発達

2017年1月31日

妊娠25週目になると、鼻の孔の通り道(鼻腔)が開いて、鼻からの吸い込みと吐き出しができるようになります。この時期には、すでに、羊水のにおいをかいでいる可能性もあります。

胎児の鼻腔に関しては、以前は、妊娠期間中は閉ざされていると信じられていましたが、近年の研究によって、おなかの中にいる時には、すでに赤ちゃんの鼻の通り道は開通し、空気の代わりに、羊水を取り入れて呼吸の練習を始めていることが分かってきました。

ここでは、妊娠25週目にみられるおなかの中の赤ちゃんの大きさ、脳や身体の発達、妊婦の体の変化について分かりやすく表現した動画を紹介します。

妊娠25週目のおなかの赤ちゃんの発達

妊娠25週目になると、赤ちゃんは、身長が約35cm、体重は680グラムくらいまで成長しています。

超音波(エコー)検査では、赤ちゃんが親指を吸ったり、あくびをしたり、大きな音に反応して体を動かしたりする姿を見ることができるかもしれません。母親がしゃっくりをすると、振動に反応しておなかを蹴ることもあります。

この時期になると、母親のおなかに聴診器を当てたり、直接耳をつけると、胎児の心臓の音を聞くことができるでしょう。

身体や器官の発達

赤ちゃんの脊椎は、1,000本の靭帯、150本の関節、33本の椎骨で構成されています。

それまで透けていた赤ちゃんの肌が不透明になり、皮膚を介して血管や骨が見えなくなります。

毛細血管は血液で満たされ、皮膚の下や肺の表面に張り巡らされていきます。皮膚の色は淡いピンク色をしています。これは、血管が十分に発達し、成熟していることを示しています。

脂肪が増えるにつれて、しわが少しずつ減って皮膚の表面がなめらかになり始めます。

肺は、まだ酸素や二酸化炭素の受け渡しを行えるほど十分には発達していません。

手足には指紋がはっきりと刻まれており、髪に色がつきます。

寝ている時間と起きて活動的に動く時間が徐々に整ってきます。

妊婦の体の変化

母親のおなかの中で胎児の髪が増えている時、実は、妊婦自身の髪も抜け毛が減って、より濃く、ふさふさになってきます。これは、女性ホルモンの影響で、ヘアサイクルが長くなり、髪が抜けにくくなるためで、妊娠期間中は一時的に全体的に髪の量が増える傾向があります。

そして、妊娠期間中に増えた余分な髪は、産後に抜け落ちるため、産後は抜け毛が目立つようになります。

この時期は、大きなおなかによって体の動きがにぶくなるので、接触が激しいスポーツやバランスを崩しやすい運動は避けてください。また、運動をする時は、水分補給を十分にし、ウォーミングアップとクールダウンの両方の時間をとってください。もし、おなかの痛みやめまいがあったり、疲れを感じたら、すぐに体を休ませましょう。

子宮が大きくなり、重量感が増すにつれて、妊婦の足の付け根の静脈が圧迫されるので、足首や足がむくむことがよくあります。

その他の参照元:
1. Your pregnancy: 25 weeks | babycenter