子供にごほうびはいけない?

2017年1月 4日

子供にごほうびを与えることについては、実は、専門家の間でも賛否両論で、様々な意見があります。

「言うことを聞かせるためにごほうびをあげるべきではない」と指摘する専門家もいますが、ここでは、そういう考え方に否定的な精神分析医エドワード氏(Edward Hallowell, MD)による「ごほうびをあげることが子供にとって悪いことかどうか?」についてのアドバイスを紹介します。

子供へのごほうびとは

子育ては、思い通りにはいきません。エドワード氏は、時には子供をなだめたり、うまいことを言っておだてることがあってもよいではないかと指摘しています。

もちろん「ごほうびをあげること」ばかりを強調したり、高価で非日常的な物を与えることはいけません。しかし、テストで高得点を取ったり、目標を達成した時や、頑張って取り組んでいることに対してごほうびを与えることは、大きな問題ではありません。

大人でも、働くとその見返りとして給料がもらえます。エドワード氏は、ごほうびが悪い影響を与えるといった心配はしないで、遊び心を持って、子供との楽しい時間を過ごすべきだといいます。

ここで、心にとどめておきたいのは、いつも物を与えて正しいふるまいをさせようとしていると、子供は対価を期待するようになることです。

特に、嫌いな物を食べさせようとごほうびを見せると、その後余計に食べなくなる傾向があるという研究結果もあるので注意しましょう。

エドワード氏について

エドワード氏(Dr. Edward (Ned) Hallowell)は、自身もADHDと失読症を患っている精神分析医です。特にADHDを専門分野として活躍し、18冊の著書を出版しています。