初めて目を開く妊娠26週目の赤ちゃんの発達

2017年2月 1日

妊娠26週目には、胎児の発達にとって、とても大切な節目を迎えます。

今まで、赤ちゃんの小さな目は、閉じたまぶたの下でひっそりと発達し続けていましたが、ここで、初めて目が開き、まばたきをしながら世界を見る瞬間が訪れます。

実際には、やっと目の焦点の合わせ方を学び始めたばかりで、視力も非常に低く、暗い子宮の中ではほとんど見えていませんが、これはとても重要な発達段階のひとつです。

ここでは、妊娠26週目にみられるおなかの中の赤ちゃんの大きさ、脳や身体の発達、妊婦の体の変化について分かりやすく表現した動画を紹介します。

妊娠26週目のおなかの赤ちゃんの発達

妊娠26週目になると、赤ちゃんは、身長が約36cm(頭からかかとまで)、体重は750グラムくらいまで成長しています。

赤ちゃんは、手と連係した動きが上手になり、簡単にこぶしを握ったり、親指を吸ったり、両手を組んだり、足の指を触ったりして遊んでいるようにみえます。

目の発達

目の虹彩(こうさい)はまだとても淡い色合いで、今後数ヶ月かけて徐々に色素がついていきます。虹彩とは、瞳孔の周りにある色がついている部位で、目(網膜)に入る光の量を調節するために大きさを収縮させる役割をしています。

赤ちゃんの目の色は、少なくとも生後6ヶ月までは、はっきりと決まりません。

小さな赤ちゃんが初めてまばたきをする様子は、愛らしく、神秘的かもしれませんが、これは、生きていくためには欠かせないスキルのひとつで、目を潤し、外から入る異物から眼球を保護する役割があります。

たとえば、子宮内では、自分の指先が目に入って、眼球が傷つくのを防いでいます。

身体や器官の発達

口や唇周辺の神経が、より一層敏感になり、へその緒や手など、唇に近づいたものは何でも口に入れようとします。これは、生後に母乳を吸う練習のひとつです。

耳にある神経経路は、以前よりも発達し、音に対して敏感に反応しやすくなったため、母親と父親が会話をしている時に、(ある程度の音量があれば)両方の声を聞くことができるようになります。

歯茎の中には、乳歯が既に存在していますが、さらに、永久歯の芽も形成され始めます。

男の子なら、腎臓付近で形成された睾丸が2、3ヶ月かけて徐々に腹部から陰嚢に降りているところです。

妊婦の体の変化と注意点

妊娠後、22週から24週間にわたって低下していた血圧は、少し上昇しますが、まだ妊娠前よりも低いままです。

高血圧を特徴とする危険な疾患のひとつ「子癇前症(しかんぜんしょう)」は、妊娠37週目以降に最も起こりやすいといわれていますが、早期に発症することもあるので、体の異変には注意してください。特に足がひどくむくんだり、目の周りや手が腫れたり、急激な体重増加がある場合は要注意です。

また、頭痛が長引く、目がちかちかしたりぼやけたりする、腹部の激しい痛み、嘔吐などがあるようなら、医師に受診しましょう。

体重増加や大きくなった子宮が神経を圧迫するのに加え、関節をゆるめる作用のあるホルモンの分泌によって、腰痛になりやすい時期なので、長時間の同じ体勢や背中に負担をかけるような姿勢はとらないようにしてください。

その他の参照元:
1. 26 Weeks Pregnant | What To Expect
2. Your pregnancy: 26 weeks | babycenter