脳にしわや溝がどんどん刻まれている妊娠30週目の赤ちゃんの発達

2017年2月 1日

妊娠30週目になると、おなかの赤ちゃんの手足は長くなり、全体的に皮下脂肪が蓄えられてきて、子宮腔(しきゅうくう:子宮の内部のスペース)が窮屈になってきます。

これからは、毎週約220グラムずつ増えていく胎児の成長に合わせて、羊水量は、より多くのスペースを作るために減っていきます。

ここでは、妊娠30週目にみられるおなかの中の赤ちゃんの大きさ、脳や身体の発達、妊婦の体の変化について分かりやすく表現した動画を紹介します。

妊娠30週目のおなかの赤ちゃんの発達

妊娠30週目になると、赤ちゃんは、身長が約40cm、体重は約1360グラムで、大きなキャベツくらいまで成長しています。

これまで、赤ちゃんを温かく保ち、表面の胎脂が剥がれないように保護していた産毛(胎毛)は、脂肪が発達するにつれて少しずつ抜けていきます。

脳の発達

かつては滑らかだった脳の表面には、前頭葉や中心溝、側頭葉、小脳、後頭部回、後頭葉などの階層やシワ、溝がどんどん形成されて、脳組織が増え、より大きな表面積を持つようになります。

このシワや溝は、将来的に赤ちゃんが脳組織を拡張するためには不可欠なもので、もし無かったら、頭が巨大化するといわれています。

身体の発達

肝臓や脾臓(ひぞう)での造血機能は少しずつ低下していき、主に骨髄(こつずい)で赤血球が産生されるようになります。赤血球は、胎児の酸素や老廃物を運ぶ重要な役割があります。

赤ちゃんは、血液の助けを借りて、鉄分やカルシウム、リンなどの栄養素を小さな細胞に蓄えていきます。

視力はめまぐるしく発達し、光の変化に反応することはできますが、まだほとんど見えていません。

妊婦の体の変化

妊婦は、睡眠が十分にとれずに、少し疲れがでてくるかもしれません。

妊娠すると10人に1人はうつ状態になるといわれ、この時期は、ホルモンの変化や出産への不安などから、妊娠初期にみられたような気分の浮き沈みやイライラが再び起こることがあります。

その他の参照元:
1. 30 weeks pregnant | babycenter
2. 30 Weeks Pregnant | What To Expect