3歳以上の子供が噛んだり手を出すのをやめさせる方法

2017年3月30日

幼児期(3歳以上)の子供が噛む、押す、叩く、蹴るといった行動に出るのには理由があります。

当たり前のようですが、子供もヒト(人間)です。

ヒトは、不快な思いをしたり、不安や不満がたまったときに、その過度な緊張やフラストレーションによって、攻撃的になってしまうことがあります。

大人はそれを理性によって対処できますが、子供はまだそのような感情をどのように処理すればよいかが分からないため、手を出す行為によって表現しようとします。

特に年齢が低いうちは、言葉が上手に使えないので、手が出てしまうことがよくあります。(1歳前後の赤ちゃんが噛む理由と適切な対処法についてはこちらを参照。)

そのため、周囲の大人は、子供に対して、感情がたかぶったり、フラストレーションがたまったりした時に、どのように気持ちを表現すればよいのかを教えていく必要があります。

ここでは、子供が手を出すのをやめるために、自分の気持ちをうまく表現できるように導いてあげる方法について、子育ての専門家エリザベス・パントリー(Elizabeth Pantley)さんによるアドバイスを分かりやすく紹介します。

気持ちを言葉で伝えることを教える

手を出す行為をやめさせるには、子供の様子を注意深く観察することから始めます。

そして、もし、感情がたかぶる素振りが見られたら、一歩踏み入ってまずは落ち着かせ、なにをどのように感じているのかを探ります。

もし、おもちゃを取られたのが原因であるのなら、「おもちゃを取られたことに腹を立ててるんだね。そういう時は、おもちゃを返してと言葉で伝えるんだよ」と教えます。

単純なようですが現段階で大切なことは、自分の気持ちを表現する手段を、根気よく教えてあげることです。

手を出す代わりに拍手させる

上記の他に、もうひとつ、専門家がおすすめする方法があります。

もし、手を出しそうになったら、代わりに手を叩かせ(拍手)ながら「おもちゃを返して」と言葉で伝えます。やり場のない気持ちやフラストレーションを、相手に向けるのではなく、自分の体で表現させる方法です。

これによって、子供は、たかぶった感情の対処法とともに、自分の気持ちや要求の表現の仕方を学んでいきます。

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