考える力(認知力)が成長する小学校入学時期/6、7歳の学習能力の発達

2017年4月27日

6、7歳といえば、ちょうど小学校での生活が始まる時期です。

この頃は、観察や体験を通じて学ぶことが多かった幼児期から、言語を通じて学ぶ理論的志向へと変わっていき、認識(認知)力がめまぐるしく成長する時期でもあります。

認識(認知)力とは、学ぶ力、考える力、そして、問題解決能力などをいい、これから始まる勉強だけでなく、社会で働くうえでも必要な力だといわれています。

もしかしたら、目に見えて子供の学習能力が上がっているのに気づいている人もいるかもしれませんが、そんな時期だからこそ、学習そのものをおもしろいと感じられるような環境を整えてあげるのに適しているのです。

ここでは、6、7歳の子供の学習能力の発達、また、考える力の効果的な伸ばし方について、子育ての専門家Shirael Pollackさんによるアドバイスを分かりやすく紹介します。

6、7歳の学習能力の発達

個々の学習能力の発達段階に関しては、どの年齢においても個人差がありますが、6、7歳は特にそれが目立つ時期だといわれています。

下記に、この時期にみられる脳の発達的な特徴を紹介します。

論理的・抽象的思考能力が高まる

6、7歳になると、ものごとを論理的に考える力、また、広い視野でおおきなまとまりとしてとらえていく抽象的思考能力が高まります。

推理力もついてくるので、複雑な問題を解くような取り組みにもどんどん挑戦してみてください。

この時期は、手がかりから誰がやったかを推理していくゲーム、謎解き、ものごとのつながりを考えて結果や先のことを予想するようなゲームなどでイメージ力を刺激するのが効果的です。

判断力がつく、集中力が上がる

ものごとの善悪が分かり、判断力がついてきます。また、幼児期に比べると、注意力が長く保てるようになります。

今までは曖昧だった月日、季節についても理解できてくるので、カレンダーや季節の変化について親子で話をしてみるのもいいでしょう。

最後に

6、7歳は、勉強をあまり意識しなかった幼児期から、学校での勉強が始まり、学習環境ががらりと変わる時期ですが、実のところ、この時期に幼稚園を卒業して小学生生活が始まるというのは、脳の発達的にも適しているようです。

特に今までと異なるのが推理力です。

何かを考える力、物事の関連性や方向性への理解度が増すので、学習能力をより高めるために、ゲームや本などを効果的に取り入れて「分かること」の楽しさに触れて、学習への興味を持たせながら個々の能力を伸ばしてあげられるように働きかけてあげましょう。

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