赤ちゃんの頭にできる脂の塊「脂漏性湿疹」について

2017年4月12日

新生児期は特に、赤ちゃんの頭や眉に、脂の塊のようなかさぶたができることがよくあります。

これは、脂漏性湿疹(しろうせいしっしん、正式には「新生児頭部皮膚炎」)と呼ばれるもので、皮脂線が活発に働く頭皮や額、眉毛、背中、耳の後ろなどにできる脂の塊です。

幸いなことに、赤ちゃんには不快感はなく、大抵は自然に治りますが、ひどくなると皮膚が炎症を起こすこともあります。

そうならないためにも、ここでは、脂漏性湿疹の原因や症状、できる限り早く取り除く方法について分かりやすく紹介します。

脂漏性湿疹の原因や症状

脂漏性湿疹ができる明確な原因は分かってはいませんが、おそらく胎児のときに母親からもらったホルモンの影響によって、皮脂が過剰に分泌されるからではないかといわれています。

特に新陳代謝が激しい生後4ヶ月までによくみられ、症状としては、脂質が皮膚の表面を覆って取れなくなり、脂のかさぶたのようになりますが、赤ちゃんにかゆみや不快感はないようです。

対処法

ベビーソープで患部の脂肪分をきれいに洗い、清潔にします。

かさぶたが取れにくい時は、お風呂に入る前に、ベビーオイルやオリーブオイルを塗って浸み込ませてから洗い流すと取れやすくなります。

母乳育児中に脂漏性湿疹が見られる場合は、母親が油物やチーズの摂取を控えると、症状が落ち着くことがあります。