子供が知っておくべき3つのソーシャルスキルの教え方

2017年4月20日

ソーシャルスキルは、子供が社会の中で人と交わりながらよい対人関係を築き、社会生活に適応していくための能力です。

多くの親が、子供が成長するにつれて、人と関わりながら自然と学んでいくから大丈夫だと思っているかもしれませんが、実際に、適切な話し方やふるまいを教えてあげることはとても大切です。

ここでは、全ての子供に知っておいてほしい基本的なソーシャルスキル、1. アイコンタクト(目を見ること)、2. 会話の始め方、3. 握手のやり方について、それぞれのトレーニング方法をマナー講師のFaye De Muyshondtさんがアドバイスしたものを分かりやすく紹介します。

どれも家庭で手軽に教えられ、習得する価値のあるスキルです。上手にできたらハイタッチを取り入れるなどして褒めてあげて、また、うまくできないときは、一緒にフィードバックして考え、どうすればよいかを教えてあげましょう。

1. アイコンタクト(目を見て話をする)

欧米では、アイコンタクトは、コミュニケーションにおいて特に必要とされるスキルです。

人と会話をするときに、相手の目を見ることは、その人や話している内容に関心を示しているという意思表示になり、相手に好意的で話しやすい印象をもたれやすくなります。

逆に、目をそらせて話を聞くのは、相手に失礼な印象を与えてしまう恐れがあります。

しかし、実際には、幼少期から目を見て会話をすることに慣れていないと、大人になってからも苦手意識が植え付けられてしまうことが多いので、下記に幼少期からできる簡単なトレーニング方法を紹介します。

やり方

まず、子供に「11秒の間、一緒に目を合わせられるかやってみよう。私たちにできると思う?」と聞いてみましょう。

そして、子供の顔のそば(目の横)でストップウォッチを持ち、「ようい、スタート。」と号令をかけて、子供と目を合わせながら11秒間ささやくように数えます。

11秒間目を合わせることができたら、「〇〇君できたわね。すごいね。」とハイタッチして褒めてあげましょう。

2. 会話の始め方

会話は、人とコミュニケーションをとるうえで不可欠なものです。ここでは、会話の始め方を教える簡単な方法を紹介します。始まりがよければ、その後も会話が弾みやすくなります。

やり方

ボールを渡しながら相手に「質問する」トレーニング形式で、ボールを持っている人は必ずなにか質問をし、受け取った人はそれに対して答えていきます。

たとえば、ボールを持っている人が、「調子はどう?」と他の人に聞きながらボールを渡します。受け取った人は、「元気だよ。ありがとう。」と答え、「どこから来たの?」や「どんな遊びが好き?」などと次の質問をしてボールを渡し合います。

まさに会話のキャッチボールです。

3. 握手のやり方

握手は、指先だけで行う、また、力が入っていない場合、先方に失礼な印象を与えるため、相手の手をしっかりと握る必要があります。

それを子供に分かりやすく教えるなら、自分と相手の手の指の間にある水かき部分が触れ合うことを意識させるとよいでしょう。

そして、親子で実際に、握手の練習をしてみてください。