生後5ヶ月の赤ちゃんの発達的な特徴や発達を促す遊び方

2017年4月10日

生後5ヶ月になると、すでに自分の名前や「物の永続性」を認識し始めていることが研究で分かってきました。

「物の永続性(object permanence)」とは、目の前のものが何かで隠されて一時的に見えなくなっても、そこに存在し続けるという心理学的な考えです。

たとえば、赤ちゃんの前に哺乳瓶を置き、布で覆い隠した場合、哺乳瓶が見えなくなってしまっても本当に消えたのではなく、そこにまだあることを理解しています。

また、大好きなおもちゃが、ソファに挟まって半分しか見えない場合、(全体ではなく)一部分だけが見えていることも分かってきます。

これらの発達は、「いないいないばぁ」や「かくれんぼ」などの遊びを通じて楽しみながら養われていきます。

ここでは、生後5ヶ月の赤ちゃんにみられる発達の特徴や発達を促す遊び方について、アメリカのドクター(Dr.Adam J. Flisser、 Dr. Donna Williams, Ph.D.)によるアドバイスを分かりやすく紹介します。

生後5ヶ月の体の発達の特徴

生後5ヶ月になると、赤ちゃんが哺乳瓶を自力で持って支えたり、補助がなくてもお座りができたりするようになり、動きが活発になってきます。

膝の上で支えながら立たせると、足でぎゅっと膝を押されるような感触に気付くかもしれませんが、これも大きな成長の証です。

脳の発達

体が著しく成長するとともに、脳が発達し、言葉の基礎を理解しはじめる時期です。音を発して、相手の反応を楽しんだり、まねをしたりする姿も見られ、自分の意思で笑うなど、表情が豊かになります。

特に、母親やいつもそばにいる人と遊ぶのを好み始めますが、この時期は、まだ「人見知り」を意味するものではありません。

視覚や聴覚が発達し、明るい色の識別ができたり、音が聞こえたときに、音と発信源とのつながりを理解するようになります。

手足を見つけて、「これはなんだろう?」と興味深そうに口に入れて遊ぶ姿もよく見られます。

発達を促す遊び方

  • ボールをフックやくさりつなぎになったおもちゃにつけて、ベビーベッドやチャイルドシートにつなげ、投げて引き戻す遊び。
  • 歌や音楽、リズムにあわせて楽器や台所にある調理器具で音を出す。
  • 絵本の読み聞かせ。
  • ビーチボールの上に寝かせたり、座らせて、歌に合わせてゆらゆらと揺らす。
  • トンネルのおもちゃの中に座らせて、ボールを転がしたり、引き寄せる。

また、モノがつかめるようになるので、ボールを持たせたり、素材の異なるおもちゃを大きめの袋の中に入れて、1つずつ取り出して遊ばせたりすると、赤ちゃんの触感やイメージ力を効果的に刺激できます。

その他の参照元:
Playing With a Baby Through Development : How to Play With a 5-Month-Old Baby