左右両方の胸からの授乳ができず片方に偏ってしまうのですがどうすればいいですか?

2017年7月12日

赤ちゃんに授乳するときに、左右両方の胸からバランスよく母乳をあげられず、どうしても片方に偏ってしまう傾向があると、乳腺炎を発症しやすくなったり、母乳の生成量が左右で異なり、それに合わせて左右の胸の大きさが変わることもあります。

こういった左右の授乳バランスの偏りに関しては、さまざまな要因が考えられます。

たとえば、赤ちゃんが左側の乳首から母乳を吸うのを好む傾向がある場合、もしかしたら右側の乳房での母乳の生成量が少なかったり、乳腺が細くて出が悪かったり、逆に出過ぎて飲みにくいのかもしれません。

また、左側で授乳する方が母親が抱きやすく感じ、無意識に左右の乳房での授乳頻度が偏っている可能性もあります。左側の方が赤ちゃんが乳首をくわえやすく吸いやすい姿勢であることも考えられます。

どちらにせよ、最も重要なことは、赤ちゃんが十分に母乳を飲めているかどうかです。

そのため、ここでは、片方の胸に偏った授乳で悩んでいる人が、両方からバランスよく授乳できるようになる方法について、ユタ州病院の分娩看護師Nurse DaniさんによるアドバイスをIntermountainMomsから紹介します。これによって、赤ちゃんがストレスなく十分な母乳を飲めるようになります。

片方の母乳の出が悪いときの対処法

片方の母乳の出が悪いことによって、授乳に左右の偏りがある場合、下記の方法を試してみてください。

授乳の回数を調節する

いつも左胸から授乳しているのであれば、数日間右胸での授乳回数をその2倍にしてください。

母乳の出が悪い方から授乳を始める

右胸の母乳が出にくい場合、多くの人が左胸中心に授乳をする傾向がありますが、それではますます左右の母乳の出に差が生じてしまいます。

それを防ぐために、授乳を右胸(母乳の出が悪い胸)から始めてください。

これを数日間繰り返すことによって、出にくかった方の胸の母乳の生成が促されていきます。また、母乳が出にくい方の胸から、5分から10分間授乳した後、搾乳して、母乳の生成を刺激するのもよいでしょう。

母乳が勢いよく出過ぎて赤ちゃんが飲みにくい場合の対処法

まず、赤ちゃんを抱きかかえてよく出る側の胸から授乳します。その後、赤ちゃんの向きを変えずに、そのままの姿勢を維持しながら滑らせるように反対の脇の下に抱えて、反対の胸で授乳します。

つまり、基本的な抱き方で授乳した後、フットボール抱きに変えます。慣れないうちは、授乳枕を使うと快適な姿勢を維持しやすくなります。

また、母乳がよく出て乳腺が詰まりやすい場合は、搾乳器で搾りだして乳腺炎を予防してください。

上記においても、まだ問題が解決しないようなら、母乳外来や助産院に相談してみましょう。