産後のおなか(たるみ、妊娠線や帝王切開の傷跡など)を戻すにはどうすればいいのか

2017年7月24日

出産を無事終えるとホッと一安心ですが、産後のおなかをみると、様々な心配ごとが新たにでてきます。

産後、退院時のおなか周りは、出産によって赤ちゃんがいなくなったとはいえ、およそ妊娠5ヶ月目のふくらみに相当します。実のところ子宮が元の大きさに戻るまでには、産後から約6週間を要するといわれているため、まだ子宮は大きいままです。

しかし、子宮の大きさが戻ったとしても気になるのが、妊娠中に大きくなったおなかの影響で、おなか周りの皮膚が最大限に伸びてしまったことかもしれません。垂れ下がったおなかの状態や、(妊娠中は大きなおなかで隠れていた)下腹部の妊娠線に驚かされることもよくあります。

さらに帝王切開をした場合は、傷跡が消えてくれるのかも心配になります。

一般的に、産後のおなかのたるみやしわが元通りになり、帝王切開の傷跡が癒えるには時間が必要だといわれていますが、ここではそれを効果的に促す方法について、ユタ州病院の分娩看護師Nurse DaniさんによるアドバイスをIntermountainMomsから紹介します。

産後のおなか周りの問題を効果的に解決する方法

できてしまった妊娠線は、残念ながら完全に消えることはありませんが、時間の経過にともなって、赤みがかった色合いは次第に白っぽくなっていくため、目立ちにくくはなります。

帝王切開による傷跡に関しても、癒えるには時間が必要ですが、赤ちゃんが1歳の誕生日を迎えるころには目立ちにくくなります。もし、傷口が盛り上がってケロイド化してしまうようなら、早めに医師に相談することで、完全には無理ですが、いくらかは予防できる可能性があります。

しかし、おなかのぜい肉や皮膚のたるみに関しては、(産後1ヶ月検診を目安に、運動の可否を医師に確認してから)体を動かすことによって効果的に引き締めることができます。一般的に、経膣分娩の場合は約6週間後、帝王切開の場合は8週間後から徐々に運動ができるといわれています。

産後の運動がもたらすメリット

産後に適度な運動をすることによって得られるメリットは、ぜい肉や皮膚のたるみを引き締めて美しさを取り戻すだけではありません。おなかのインナーマッスルや背筋を鍛えることは、産後によくある腰痛の予防にもつながります。

そして、運動によって筋肉量が増えるということは、血流をよくし、基礎代謝を高めて脂肪を燃焼しやすい体にする効果もあります。

さらに、赤ちゃんの世話と家事を両立していくために必要な体力や筋力もついていきます。

しかし、ここで注意すべきは、過度な運動や食事制限を行わないことです。無理をすると、母乳の出が悪くなったり、産後の体の回復を遅らせてしまうので、必ず適度な運動と健康的な食事を心がけてください。

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