赤ちゃんをスイングラックにのせたまま寝かせても大丈夫?

2017年7月18日

赤ちゃんは、寝かしつけるのが大変です。そこで考えられたのが、赤ちゃんをのせた状態で、揺らしながら寝かしつけることができるバウンサーやスイングラック(ベッド)です。

赤ちゃんの状況に応じて、背もたれを倒すことができるものもあり、簡易ベッドとして使用している人も多くいますが、そのままベビーラックの上に何時間も寝かせてよいのか不安に感じている母親も少なくはないようです。

ここでは、赤ちゃんが寝た後もそのままスイングラックに寝かせておくことについて、安全性の問題はないのか、また、どれくらいの時間ならよいのかについて、ユタ州病院の分娩看護師Nurse DaniさんによるアドバイスをIntermountainMomsから紹介します。

スイングラックに寝かせることの危険性

米国小児科学会は、赤ちゃんをスイングラックに寝かせたままにしておくことを推奨していません。もし、赤ちゃんが寝たら、すぐに平らなところに移動すべきだと示しています。

スイングラックに寝かせていると、それが要因となって起こり得る問題がいくつか考えられます。下記に、親が心にとどめておきたい使用上の注意点を紹介します(バウンサーや車のベビーシートも同様)。

呼吸を妨げる(窒息事故)

スイングラックに寝かせていると、赤ちゃんの体が前方に倒れた姿勢になり、空気の通り道である気道をふさいでしまう恐れがあります。

転落事故を引き起こす

ちょうど寝返りができるようになった頃から、スイングラックによる転落事故の危険性が高まります。特に傾斜が大きいデザインであれば、赤ちゃんが座ったまま前方や横に転落しないように、必ず肩や腰の固定用ベルトを装着しましょう。

おもちゃでの事故

最近のスイングラックは、赤ちゃんの頭上に携帯用のおもちゃがついているものがよくありますが、これらは赤ちゃんが楽しむにはよいかもしれませんが、危険でもあります。

おもちゃの位置が低すぎると、赤ちゃんが誤って口に入れたり(誤飲)、口元をふさいだり(窒息)する危険性があるので、使用時は高さを確認してください。

また、赤ちゃんの頭上に落下することがないように、おもちゃがしっかりと固定されているかも確認しておきましょう。

その他

スイングラックは、取扱いを誤ると大きな事故につながる恐れがあるので、使用前に必ず説明書をよく読んでください。特に、体重制限を超えた赤ちゃんはのせないように注意しましょう。

赤ちゃんがスイングやベビーシート、バウンサーなどで過ごす時間が長い場合、絶壁頭症や頭の変形をまねく恐れもあるため、ときには、うつぶせや抱っこの機会を作ってあげましょう。

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