妊娠すると女性の体はどのように変わるのか

2017年8月24日

妊娠すると、女性の体は大きく変化します。

おそらくほとんどの女性が最も気になるのが体型の変化かもしれません。おなかは大きく前に突き出して、全体的にふっくらとします。

体がふっくらするにつれて、妊娠線とよばれる線がおなかやふともも、胸などの周辺にできることもあります。

実のところ、これらの妊娠による外見上の変化はほんの一部分で、体内ではその他にも体液量やホルモンバランスなど様々な生理学的変化が引き起こされています。

ここでは、妊娠中に起こる女性の体の変化について、産婦人科医のDr.Wayne Young氏によるアドバイスを、IntermountainMomsから紹介します。

生理学的変化

妊娠すると、全ての女性が、体内で保持する水分量(体液量)が増加します。たとえば、1人の赤ちゃんを妊娠しているなら、妊娠前の体液量の1/3が上乗せされて蓄積します。

それによって、手足がむくみやすくなります。むくみに関しては、一日の終わりや朝目を覚ましたときに感じることが多いようです。顔も妊娠前に比べて丸くなります。

そして、血流が増えることで、肌の血行がよくなり、顔色がよくみえます。

また、ホルモンバランスが大きく変化するのも妊婦の特徴のひとつです。それによって、呼吸に関するトラブルが引き起こされることがあります。なかには、息苦しさや息切れを感じることがあるかもしれません。

心拍数も上がるので、胸が苦しく感じるかもしれませんが、それは妊娠中では決して珍しいことではありません。

おなかの真ん中に黒や茶色っぽい線が縦に1本目立つようになりますが、これもホルモンの変化によるものです。この線は、妊娠線と同様に、産後、時間の経過とともに、薄くなっていきます。

肌の変化

肌に発疹が出たり、皮膚が乾燥してかゆみがでやすくなったります。

ホルモンバランスの変化で、皮脂の分泌量が増えるのでにきびができたり、顔がてかりやすくなったります。

また、皮膚の色素沈着によってシミが頬や鼻、額などに出たり、乳首が大きくなり、黒ずみます。これらの妊娠による肌トラブルの多くは、産後にホルモンバランスが元通りになることで消えます。

膀胱の変化

おなかが大きくなるにつれて、胎児の重みで骨盤に大きな負担がかかるため、背中の痛みや腰痛を引き起こしやすくなります。同様に、膀胱も圧迫されて容量が限られてくるので、トイレが近くなります。

妊娠すると、膀胱感染症や腎臓感染症のリスクも増すため、医師は特別な注意を払います。

その他の参照元:
Skin Changes during Pregnancy