「おりもの」でわかる妊娠のサイン、問題がある色や質感とは?

2017年8月 9日

「おりもの」として知られている女性の膣口から出てくる粘液の増加は、妊娠初期によくみられる兆候で、生理の遅れの前に妊娠に気付く要素のひとつでもあります。

これは一般的に、血液中のエストロゲン濃度の上昇と膣に送られる血液量が増加するために、妊娠初期に発生し、しばらくするとみられなくなります(同じ現象が妊娠後期にも発生します)。

しかし、どのような色や質感のおりものが正常で、妊娠前のものと何が違うのか、また、注意すべき点など分からないことも多いため、ここでは、妊娠初期のおりものについて、ユタ州病院の分娩看護師Nurse DaniさんによるアドバイスをIntermountainMomsから紹介します。

妊娠初期にみられる「おりもの」の特徴

妊娠すると感染症にかかりやすくなるため、おりものは、膣内のphバランスを保ち、カンジダ症といった感染症にさらされないようする役割があるといわれています。

そのため、これは、妊娠初期にほとんどの女性が経験するつわりや腹痛、めまい、頻尿、敏感な嗅覚などと同じように、生理の遅れの前に妊娠に気付く要素となり得ます。

妊娠初期にみられるおりものの主な特徴は、いつもよりも白っぽくて量が多めで、粘度が高く、においはありません。そして、滑らかで伸びがあり、塊がないといった特徴もあります。

このようなおりものが出るのは正常ですが、粘り気がなくさらさらであったり、茶色っぽいなど、上記とは異なる色や質感のものがみられるようなら、イースト菌感染症や子宮頸部感染、卵管炎などの疑いがあるので注意してください。

妊娠中に性感染症に感染してしまうと、帝王切開分娩になったり、胎児に影響を与えたりと深刻な問題に発展する可能性があるため、早期治療が求められます。

疑わしい場合は、おりもののサンプルを採取して検査を行えるので、医師に受診してみてください。

ただし、おりものに血液が混じっている場合は、早急に医師に受診する必要があります。

その他の参照元:
Early Signs of Pregnancy Discharge