妊娠中の便秘が赤ちゃんに与える影響

2017年8月19日

妊娠して便秘になると、おなかの中の赤ちゃんになんらかの影響を与えてしまうのではないかと不安になる人は多いようです。

実際に、妊娠中は、ホルモン分泌の影響などによって、腸の働きが低下してゆっくりになるため、便秘になってしまうことはよくあります。

しかし、仮に便秘になってしまった場合は、出産時に赤ちゃんに影響を与えたり、陣痛と結びついたりすることもあるので、努めて水分補給を十分に行ったり、食物繊維を摂取したり、医師に相談するなどして改善していかなければなりません。

ここでは、妊娠中の便秘が、おなかの赤ちゃんに与える影響について、ユタ州病院の分娩看護師Nurse DaniさんによるアドバイスをIntermountainMomsから紹介します。

便秘が胎児に与える影響

一般的に、妊娠中に便秘になったとしても、おなかの赤ちゃんを腸で圧迫してしまうことはありません。

しかし、ときには腸の動きが子宮の収縮に影響を与えることもあるということを頭の片隅に入れておいてください。

もし仮に、妊娠37週以前に弱い陣痛のようなものがあったり、早産の気配を感じる場合やひどい腰痛、腹部のハリや圧痛がみられるようなら、医師に相談したほうがよいでしょう。

医師は、検査の必要性や早産の危険性などといった詳しいことをアドバイスしてくれます。

また、便秘時の母親の腸内環境は悪くなっているので腸内の悪い菌が産道にいくと、出産時に赤ちゃんにそのまま影響する可能性もあるといった研究結果もあります。

便秘が陣痛に与える影響

妊娠37週目以降に、子宮の収縮が10分おきに感じられるようなら、それは陣痛の可能性が高いのですぐに病院に電話をしてください。ときには、便秘によって胎動が感じにくくなり、陣痛かどうかが分かりにくいこともあるので、疑わしい場合は、病院に確認してください。

仮に、陣痛が始まってからトイレに行きたくなった場合は、長い間トイレにとどまらないように注意してください。なぜなら、トイレで出産を迎えてしまう人もいるからです。

分娩看護師のNurse Daniさんは、下記のようにアドバイスしています。

陣痛が始まってからも自由にトイレに行くことはできますが、ただ赤ちゃんの頭に腸が圧迫されて、トイレに行きたいような感覚になっているだけで実際には出ないために、長い間とどまってしまう人もいるので注意してください。