これって破水?破水の症状と正しい対処法とは?

2017年9月30日

予定日が近くなると、ほとんどの人が出産の兆候にナーバスになっています。

破水も出産の兆候のひとつですが、妊娠中は尿漏れもよくあるので破水との違いが分からなかったり、いざ破水しても驚いたり、恥ずかしくてどうすべきか悩んでしまうことも多いようです。

実際に、助産師のもとには、「破水したらどうなるのか、すぐ生まれるのか?」や「痛みがあるけど大丈夫なのか」、「破水したらどうすればいい?」といった質問が数多く寄せられています。

ここでは、破水したときの適切な対処方法について、ユタ州病院の分娩看護師Nurse Daniさんによるアドバイスを紹介します。

破水かどうかがわからないときの対処法

破水が起こったかどうかを確実に確認できるのは受診です。

破水か尿漏れかの判断がつかない場合は、すぐにかかりつけの病院に電話で確認し、必要に応じて受診してください。

病院では、分泌物が羊水かどうかをテストすることもできます。

破水とは

破水は、胎児を包み守っている膜が破れて、羊水が排出されることです。

一般的には、陣痛が起こり、子宮口が開いてから破水するのがほとんどですが、陣痛より先に破水することも少なくはありません。

また、破水しても赤ちゃんの頭がフタのようになって羊水が大量に出るのを防ぐため、多くの場合、動くたびにちょろちょろと少量ずつ出ますが、なかには一度に大量の羊水が流れ出ることもあります。

破水した場合、尿漏れとは違い、自分の意思でそれを止めることはできません。

破水したらどうすればよいか?

もし、おしっこのように止めることができないような分泌物の流れを感じたら、破水の可能性が高いので、まずはトイレに行き、膀胱を全て空にしてからナプキンをあててください。

破水したからといってすぐに産まれるわけではありませんが、陣痛開始の有無にかかわらず、できるだけ早めに病院に行きましょう。

細菌感染症を防ぐことが大切

破水した場合、最も注意しなければならないのが、胎児の細菌感染症です。

膣内は、さまざまな細菌で満たされています。そのほとんどが体を悪い菌から守ってくれる良い細菌ですが、なかには、胎児にとって危険な細菌もあります。

妊娠中は、羊水の入った羊膜嚢がバリヤとなり、これらの悪い菌から胎児を守っていましたが、一度破水によってこのバリヤが壊れてしまうと、菌が子宮内を移動して、胎児に感染するリスクが高まります。

そのため、破水したら決してお風呂に入ったり、シャワーを浴びたりしないでください。必要に応じて、病院で感染予防の処置をしてもらいましょう。