紅茶や緑茶の茶殻(茶葉)を再利用する方法

2009年9月17日

実は、紅茶や緑茶を抽出し終わった茶殻(茶葉)にはタンパク質やカロチンなどの有効成分がたくさん残されています。

ここでは、多くの人が捨ててしまっている抽出し終わった後の茶殻を一工夫して、消臭剤や脱臭剤としてや掃除、料理、美容目的で再利用する賢い方法を紹介します。特にティーバッグなら、そのまま、袋ごと使えるので便利です。

掃除に活用する方法

茶葉の成分に含まれるタンニンは、脂肪を分解させる効果があるため、面倒なグリル周りのお手入れやレンジの油汚れを取り除くのに最適です。

再利用のやり方

フライパンの汚れ落とし
フライパンの軽い油汚れには、絞った茶殻を直接スポンジ代わりに使うと楽に汚れが落とせます。
魚焼きグリルに敷く
魚の臭いや油がこびりつきやすいグリルの網の受け皿には、茶殻を絞って敷き、必要に応じて水を入れて魚を焼くと、後片付けが楽になり、かつ、嫌な臭いも取れます。
シンクの汚れ落とし
使い終わった紅茶のティーバックはそのままこすり付けてシンクの部分洗いに使います。
フローリングの拭き掃除に使う
紅茶の茶葉を煮詰め、抽出した液でフローリングを拭くと、長持ちするといわれます。
ほうきで掃く
生乾きの茶殻を、畳や床の上にまき、ほこりをほうきで集めるように掃くと、茶殻の湿り気がほこりを押さえ、同時に部屋を消臭します(湿らせた新聞紙をちぎっても同様に使えます)。

再利用して消臭剤や脱臭剤にする方法

茶殻(茶葉)には、消臭効果があり、乾燥剤や脱臭剤の役割をしてくれます。特に紅茶の茶殻は有効だといわれています。

再利用のやり方

まず、抽出後の茶葉を十分に乾燥させた後、ガーゼやストッキングにくるんで冷蔵庫や下駄箱、靴の中、押入、戸棚、衣装ケースなど、臭いが気になる所に置きます。ティーバッグなら、乾燥させた後、空き瓶に2、3個入れてフタをしないで使います。

人の目に触れる玄関やトイレ、ペットの臭いの気になる部屋などには、乾燥させた茶葉を綺麗な袋やガラスの容器にいれて飾っておくと消臭剤として再利用できるだけでなく、インテリアにもよいでしょう。

茶殻の消臭効果は、約1、2週間は持続するので、その後はこまめに取替えます。

茶葉を乾燥させるのが手間な場合は、そのまま三角コーナーの生ごみに入れて消臭に再利用しましょう。

緑茶や紅茶を抽出後、茶殻が湿ったままの状態でレンジに1分ほどかけた後、そのまま数分入れておくと、レンジ内の消臭になります。

また、ネコのトイレ用の砂に、乾燥させた茶葉を混ぜ合わせておくと、イヤな臭いが軽減します。

料理に活用する方法

抽出後の茶葉には、タンパク質やカロチン、繊維質が残されているので、料理に活用できます。

再利用のやり方

ふりかけ
使い終わった緑茶葉を軽く炒って細かく刻み、いりこや醤油と和えたり、市販のふりかけと混ぜます。
てんぷらの衣
干した茶殻や炒って乾燥させて粉末状にした茶葉は、衣に混ぜて、天ぷらや揚げ物にすると衣に爽やかなお茶の風味が加わります。お菓子やケーキの生地に混ぜてもよいでしょう。
佃煮
茶葉は、煮崩れしにくいので、佃煮作りに適しています。
花茶(中国茶)
花茶は、湯に浸けて花が開いた後もきれいなので、水や抽出した中国茶ごと氷皿に入れて氷を作ります。
カクテル作り
ウォッカやラム酒にティーバッグを浸して一晩おき、それでカクテルを作ります。特にミントティーを浸したラム酒で作ったモヒートはおすすめです。
油やバターの香りづけ
バターやオイルを、使う前にフライパンの上で茶葉と一緒に約5分間煮立たせた後、漉してから料理します。
パスタや穀物の下味
パスタを茹でたり、キヌアやお米などの穀物を炊いたりするときに、使い終わったティーバッグを鍋に一緒に入れて煮ると茶の香りが足されます。

古くなった緑茶の茶葉で自家製ほうじ茶を作る方法

消費期限が切れてしまった緑茶の茶葉は、フライパンで、こがさないように弱火ですばやく混ぜながら炒り、香りが出てきたら火を止めて、冷ましてから密閉容器で保存します。

注意点

茶葉を何時間も水につけた状態で放置した場合、雑菌が繁殖する可能性があります。そのまま料理に使うと体を壊すことがあるため、夏場は特に気を付けましょう。

その他の活用方法

紅茶風呂
お風呂の湯を入れるときに、カモミールなどの紅茶のティーバッグを蛇口にひっかける、または、湯にそのまま浸して紅茶のエキスを出します。茶葉に含まれる抗酸化物質が細胞の老化を防ぎ、肌を美しく保ちます。
日焼けした肌に塗る
スプレーボトルに水とティーバッグを入れて、日焼けした肌にふきかけると肌の炎症をしずめる効果があります。
植物の水やり
ジョローに水と一緒にティーバッグを入れておき、それで植物に水やりをすると、細菌やカビから植物を守ります。
部屋のエアーフレッシャー
使用済みのティーバッグをしっかりと乾かして、好みのエッセンシャルオイルを数滴垂らした後、洗濯ばさみで吊り下げると、部屋の消臭と香りづけができます。
害虫対策
使用済みのティーバッグを乾燥させた後、ネズミがよく出るシンク下や食器棚に置いておくと、ネズミが寄り付かなくなります。