自分にあったフライパンの選び方

2017年7月17日

料理をするうえで、正しい調理道具を選んで使用することはとても重要で、それによって、料理の風味や歯ごたえを最大限引き出すことができます。

ここでは、調理道具のなかでも特に使用頻度の高いフライパンについて、自分の料理のスタイルにあった選び方を、ノンスティックパン、鉄製、ステンレス製のものを例に挙げて、それぞれの使い方の注意点もあわせて、フードコーディネーターのAlexis DeboschnekさんがアドバイスしたものをTastyから分かりやすく紹介します。

正しいフライパンの選び方

料理をするうえで、焼く、炒める、蒸す、揚げるなど幅広く活用できるのがフライパンですが、なかなか自分の納得がいく味や仕上がりにならない場合、もしかしたら用途に合わせた選び方が間違っている可能性があります。

そこで、下記より、代表的なフライパンの種類や自分の料理のスタイルに合った選び方を紹介します。

ノンスティックパン

ノンスティックパンの特徴は、料理の食材が引っ付かず、焦げないことです。価格も手頃なものが多く、食材のこびりつきがなくて後片づけが楽なので、おそらく一般的な家庭で最も頻繁に使われいるフライパンのひとつかもしれません。

しかし、ノンスティックパンはとても便利な反面、長持ちさせるには使い方に注意しなければならないことがあります。高温での使用は避け(中火か弱火で使用)、金属性の道具を使用しないなどです。

たとえば、スクランブルエッグを作る場合、金属のへラを使うとフライパンに傷がついて表面の加工が剥げてしまう恐れがあるので、シリコンか木の素材の道具で卵をかき混ぜるようにしてください。また、加熱する前に油を塗っておくことも、フライパンを長持ちさせるうえで大切です。なかにはそのまま加熱すると、有毒なガスが出るものもあるので注意してください。

ノンスティックパンのなかには、食器洗浄機で洗ってもよいと示されているものもありますが、それでは少しずつですが、確実に表面の加工を傷つけてしまうので必ず手洗いにしてください。

ノンスティックパンの良さを最大限活かした料理は、卵やパンケーキ、グリルチーズ、身が崩れやすい白身魚といった比較的デリケートな食材を使ったものです。

逆に、ステーキ肉や鶏もも肉、ハンバーグ、鮭といった高熱調理を要するたんぱく質主体の食材はあまり適していません。

鉄製フライパン

鉄製フライパンは、非常に用途幅が広い調理道具のひとつです。頑丈なので、野菜や肉を炒めた後、そのままオーブンに入れて焼くこともできます。

牛肉や鶏肉のステーキをはじめ、オムレツ、果物のパイなど、どのような料理にも活用でき、きちんと手入れさえしておけば、何十年も使える調理道具です。

しかし、使い始めだけは注意が必要で、油をしっかりと塗ってから調理をしてください。ノンスティックパンとは違い、フライパンを使用するごとに焦げ付きを落として油を塗る必要がありますが、時間と労力をかけるだけの値打ちのある道具です。

ステンレス製のフライパン

ステンレス製のフライパンは、Alexisさんが一番好んで使用するフライパンです。鉄製のフライパンと同じようにとても頑丈で、オーブンに入れて使用することもできます。

高熱でさっと焼くステーキ肉をはじめ、グリルサーモン、野菜炒め、リゾット、卵料理でもなんでも調理できる優れた道具です。

しかし、食材がひっつきやすいという難点もあるので、それを防ぐために、必ずしっかりと加熱して、油をしいてから調理するようにしてください。予熱とフライパンの底全体に広がる量の油(約小さじ2杯分)がポイントです。

たとえば、グリルチキンを作りたい場合は、加熱したステンレス製のフライパンにもも肉の塊を、皮を下にして置き、数分焼いたらひっくり返して両面に焦げ目をつけた後、フライパンごとオーブンに入れて焼くとジューシーでおいしい焼き上がりになります。

そして、フライパンにこびりついた肉は、スープを入れて木べらでこすり落とすと、そのままソースとして使えます。ソースには、ハーブやスパイス、塩コショウ、バターなどを加えて味付けしてください。

鶏肉にかけるソースが作れるうえ、フライパンもきれいになって、まさに一石二鳥です。

その他の参照元:
You're using your nonstick pans all wrong -- here's the right way to care for your pans