ヘルペスの人とキスして大丈夫?感染を防ぐ方法は?

2011年7月21日

私たちの身近なヘルプスウィルスについて、その症状や感染を防ぐ方法を紹介します。

ヘルペスは、感染力が強いので、キスをすることは感染の高いリスクを伴います。母親から赤ちゃんに移ることもあり、一度感染すると治癒することはなく、生涯体内に潜伏します。

ヘルペスとは

ヘルペスとは、ウィルスによる感染症で、人に感染した場合、症状としては、水泡や赤い腫れができます。

ヘルペスウィルスにはいくつか種類がありますが、よくみられるのが、単純ヘルペスウィルスで、口の周りによくできる一般的な口唇ヘルペス(HSV-1)と下半身にできる性器ヘルペス(HSV-2)があります。

子供の頃によくかかる水ぼうそうや帯状疱疹(たいじょうほうしん)も、ヘルペスウイルスの一種です。

発症すると、患部周辺が痒くなったり、痛みをともないます。通常は1、2週間で治まりますが、ひどくなると熱やのどの痛みなどの症状がでます。

残念ながら、現在の医学では完全に治す方法は発見されていませんが、ウイルスの増殖や症状を抑える薬は処方されるので、発症した場合は、できる限り早めに受診しましょう。

発症の初期段階での治療が、症状軽減やウィルスの飛散予防のポイントです。

一度感染すると、ウィルスが永遠に体内で生き続け、その後は症状が出たり、治まったりを繰り返します。

ヘルペスの感染を防ぐためには

ヘルペスウイルスの感染力は非常に強く、皮膚が触れ合うだけで感染してしまいます。

また、物を通じて感染することもあります。唇にヘルペスを発症している場合は、唇の接触だけでなく、スプーン、髭剃り、リップスティック、マグカップ、タオルの貸し借りで移ることがあるため、共有しないようにしましょう。

感染を防ぐためには、できるだけ接触を避ける必要があります。もし、接触してしまった場合は、速やかに石鹸できれいに洗います。

また、体のどの部位にでも症状は発症するため、かゆいからとこすったりひっかいてしまうと、他の部位にまで感染を広げてしまう恐れがあります。特に子供の場合は、患部にさわらないように注意しましょう。

下半身にできるHSV-2の場合は、必ず避妊具を使用します。

ほとんどの人がもっている単純ヘルペスウィルス(HSV)

単純ヘルペスウィルス(HSV)は、ほとんどの人がもっているといわれます。幼少期に感染した後、DNA(神経節)に生涯潜伏し、疲れがたまった時や体調が悪い時に、ウィルスが活発化して発症することがあります。なかには、ウィルスをもっていても発症しない人もいます。

アメリカのある大学で調査をしたところ、生徒の98%が単純ヘルペスウィルス(HSV)を持っていました。