意識を失う(失神)原因として考えられることや対処法

2011年11月10日

いつも通り元気だった人が、意識を失い、急に倒れることがあります。

この時、呼吸はあり、呼びかけても身動きや返事がない状態が一時的に起こるのが失神です。(気絶は、失神よりも広い意味を持ち、呼吸もない状態が一時的に起こる場合などにも使われます。)

失神は、心臓病などの持病を持つ人に限らず、意外と身近な病気で、誰にでも起こり得ます。

ここでは、失神の原因として考えられることや対処法についての医師(Robert S.Fisher, M.D.,Ph.D.)によるアドバイスを紹介します。

意識を失う原因

まず、意識を失う第一の原因として、脳に血液が十分に送られなくなっていることが考えられます。

脳卒中のように、血液が詰まって脳にいかなくなるケース、また、急激にくるストレスやショックを受けた時にこのような症状がよく起こります。

血管迷走神経発作と呼ばれる自律神経失調症の症状のひとつで失神することもあります。その場合は、仰向けになって安静にしていれば自然と回復します。

その他にも下記のような原因があります。

  • 脱水状態
  • 持病(心臓病、不整脈がある、てんかん、脳疾患など)を患っている
  • 大量の出血
  • 糖分や酸素が十分に脳にいきわたっていない
  • インスリンホルモンが過剰になる
  • 薬の副作用
  • 糖質負荷などによって低血糖(症)になる、糖尿病を患っている
  • 長時間の立位
  • 飲酒
  • 高血圧
  • 貧血
  • 自律神経、ストレス
  • 頭を打つ
  • 急激な気温変化

意識を失う前兆

意識を失う前には、空腹感が増強、腹部の不快感、頭がフワッと浮く感じ、立ちくらみ、嫌悪感、けだるさ、顔面蒼白、冷汗(血の気が引くような感じ)などが前兆として出ることが多いようです。

肺に持病がある人は酸素不足によって、また、持病のない人でも標高の高い山に登って息苦しくなった時に発作のように失神する(意識を失う)ことがあります。

このような前兆がみられたら、しゃがみこんで転倒に備えたり、横になって休みます。