寝る前に食べる vs おなかがすいたままでも寝る 体に悪いのはどっち?

2014年10月 2日

仕事で帰りが遅くなった時に、何か食べるべきか、それとも、おなかがすいたままでも食べずに寝た方がよいのかと悩んだことはありませんか?

「寝る前に食べると太る」と聞き、食べないで食事を我慢する人も多いようですが、実際には、寝る前でも、少しは食べた方がよいといわれています。

そうはいっても、何でも食べてよいというわけではなく、寝る前に、脂肪分の多いファーストフードやカロリー過多の食べ物を摂取してしまうと、なかなか眠れなくなったり、胸やけや消化不良を引き起こす原因にもなります。なかには、悪い夢を見ることもあるようです。

ここでは、夜遅くに食事をとる必要に迫られた場合に、おすすめの食べ物について紹介します。

夜遅くに食事をする時の注意点

食事が夜遅くになってしまう場合は、200キロカロリーから300キロカロリーの消化しやすいものを食べましょう。

炭水化物とたんぱく質の組み合わせは、脳内でのセロトニンの分泌を助けます。セロトニンは、アミノ酸から作られ、脳内で神経伝達の働きをし、寝つきをよくするホルモンの分泌を促します。

食事抜きはかえって、メタボリックシンドロームを引き起こすので注意してください。忙しくて帰りが遅くなったら、おなかがすいても我慢しないで、消化に良いものを適量食べて、睡眠をとりましょう。

夜寝る前におすすめの食べ物

夜ごはんを食べる時間や食べたものは、良質な睡眠に大きな影響を与えます。

夜寝る前に食べると寝つきが悪くなるため、食事は、睡眠の2時間前までに済ませる方がよいことは、たくさんの研究によって分かっていますが、食事の時間が遅くなった場合は、下記のような食品を取り入れるとよいといわれています。

大豆製品

大豆製品には、L-トリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸が含まれています。

L-トリプトファンは、神経伝達物質であるセロトニンを生成し、睡眠を制御する脳のホルモンであるメラトニンを作り出すのに役立ちます。

セロトニンの合成には、わずかなl-トリプトファンしか使用されませんが、少量でも睡眠にとってはとても大切なもので、不眠を解消し、精神を安定させる効果があります。

バナナ

バナナの栄養素に含まれるビタミンB6は、メラトニンの生成に使われます。

また、バナナに含まれるマグネシウムとカルシウムは、眠っている間に筋肉を再生する役割があります。

さくらんぼ

さくらんぼには、体が睡眠を必要とするときに生成するホルモンであるメラトニンが含まれています。

メラトニンは、セロトニンによって私達の体内で生成されますが、食べ物から直接摂取することもできます。「目覚め」と「睡眠」を調節して、体内時計を管理する働きがあります。

科学者は、さくらんぼのメラトニンを、就寝の1時間前に食べることを推奨しています。

ジャスミン米(タイ米)

消化のよい炭水化物は、私たちが眠りにつくまでにかかる時間を短縮し、寝つきをよくします。

お米は高GI食品のひとつで、研究によると、血糖値が上がりやすい高GI食品は、良質な睡眠につながるセロトニンやメラトニンの生成を促す効果があります。

特に、ジャスミン米は、血糖指数が、純粋なグルコースよりも高い値を示しています。

参照元:
Foods that keep you up at night
Dinner Before Bed vs. Empty Stomach: Which is Worse?