ガン細胞の発生を予防・抑制する効果のある食品とは

2015年10月30日

ガンは、正常な細胞を傷つける発がん性物質によって、細胞の回復力が弱まることが要因となって引き起こされます。

ガンを予防するには、抗酸化作用の高い食品を摂取し、免疫力を高めて、ガンと闘う強い体を内側から作る方法が効果的です。

ここでは、ガン細胞の発生を予防、または抑制する効果がある食品を紹介します。

ちなみに、世界で最もガンの発生率が低いのは、緑茶栽培が盛んな静岡市と宇治市だといわれています。

ガン予防に効果の高い食品

ブラックベリー
抗酸化作用は、ブルーベリーの倍といわれます。イチゴやクランベリー、ラズベリーもおすすめです。
スパイス
ターメリックや黄色ベースのスパイスに続き、生姜、シナモンがよい。
ブロッコリー
カリフラワー、キャベツ、ルッコラと同様に、イソチオシアネートと呼ばれる栄養が注目されています。その中でもガンの発生を抑える物質「スルフォラファン」が最も多いのがブロッコリースプラウトです。
緑の食品や飲み物
ガン化しようとする細胞からDNAを保護する能力の高いクレソンの葉や緑茶は、血液中の抗酸化作用を高めます。
アスパラガス
ビタミンB群の葉酸が豊富。これは、オレンジの果汁やレンテル豆、ほうれん草、ピーナッツ、ブロッコリーにも含まれる。
ナッツ
活性酸素を除去し、ガン細胞と闘うセレニウムを最も含むのが殻がむかれていないブラジル・ナッツやマカダミアナッツです。しかし、セレニウムは摂取しすぎるとよくないので注意しましょう。
イタリアの研究によると、週に2回魚を食べる人は、ガンのリスクが30%から50%減ることが分かりました。良質なオメガ3脂肪酸を含むサーモンやイワシ、サバ、マグロを積極的に食べましょう。
にんにく
辛みや刺激がある球根(にんにくの実)は、胃がんや結腸がん細胞が増殖するのを抑制します。
きのこ類
ベータ・グルカン(β-グルカン)を含み、臨床実験で、しいたけやマイタケ、エノキなどのきのこ類は、ガン細胞の成長を抑制する効果が出ました。
りんご
りんごの皮を粉砕し、ペトリ皿で結腸ガン細胞と一緒にしたところ、43%も増殖を抑制できた研究結果があります。皮は剥かないで洗って食べましょう。
亜麻(あま・フラックス)
カナダの研究では、乳がんの女性が40日間毎日アマニマフィンを食べたところ、食べない人に比べて腫瘍が縮小しました。

キャベツ

キャベツは、ブロッコリーやケールと同じアブラナ科の野菜で、抗酸化作用が高く、カルシウム、ビタミンC(風邪の予防や肌の調子を整える)、ビタミンK(血液凝固や骨の形成)、ベータカロチンなど、栄養を豊富に含むスーパーフードのひとつです。

そして、キャベツには、細胞を傷つけていく発ガン性物質の活性化を抑制し、ガン細胞の増殖を抑えるイソチオシアネートが含まれているため、胃癌や大腸癌などに効果があることが期待されています。

イソチオシアネートは、アブラナ科の野菜に多く含まれる辛み成分で、包丁で切る過程で、細胞が壊れる時に作られます。熱に弱い成分であるため、加熱よりも生で食べる方がよいといわれます。

さらに、東ヨーロッパの研究によって、エストロゲン代謝を修正するキャベツの光化学作用が癌の発生を抑え、女性の乳がんの予防にも効果があることが分かりました。

また、胃腸の粘膜を健康的に保ち、消化システムを整える働きもあります。

オレンジ

オレンジは、栄養成分である抗酸化物質やビタミンC、フィトケミカル(植物中に存在する天然の化学物質)が共に働いて相乗効果を出し、口や肺、胃腸、皮膚や乳がんの予防に効果があるといわれます。

また、体への抗炎症作用が、ガンの感染を抑制します。

一方で、オレンジジュースを飲んだ後は、紫外線が吸収されやすくなるといわれるため、飲みすぎると逆に皮膚がんへのリスクを高めるという研究結果もあります。糖分も多いので、適度に摂取してください。