物忘れがひどくなった脳の記憶力を改善する10の方法

2016年5月13日

脳は、外部からの情報をムダなく効率的に記憶するために、情報の「分類」、「貯蔵」、「検索」の3つの工程を踏みます。

まず、重要度に応じて分類することから行います。新しい記憶は海馬に蓄積され、その中で、重要だと判断された情報のみ、大脳皮質に貯蔵されていきます。

そうすることで、貯蔵した情報から、最小限のエネルギーで記憶を探しだせるように、脳の負担を軽くする仕組みになっています。

そのため、物忘れがひどくなった脳の記憶力を上げるには、脳そのものを活性化させたり、大切な情報は脳が重要だと判断するようにインパクトを与えて記憶させていく必要があります。

ここでは、物忘れがひどくなった脳を活性化させて、記憶力を改善する方法を脳科学をもとに紹介します。

記憶力をアップする方法

記憶する時に、映像で認識する
実際に、ルーズベルト大統領が活用していたもので、人の名前を覚える時に、顔や人物の視覚映像と結びつけることで、情報に視覚的なインパクトを与えて記憶し、思い出す時に役立てていました。
声に出して覚える
名前や住所、電話番号など、どうしても忘れたくないことは、大きな声で何度も繰り返して口に出して覚えることによって、脳に重要だと判断され、長い間記憶として残りやすくなります。
仮眠・昼寝をする
昼寝をする人は、しない人よりも記憶しておくことができる期間が倍になるという研究結果があります。また、20分以内の浅い眠りは、集中力や疲労感の回復に有効で、1時間の昼寝は、記憶を定着させるのに最適な時間だといわれます。
空腹時に記憶する
人は空腹の時に、記憶力を向上させるホルモンの分泌が最も高まるため、何かを覚えたい時は、おなかをすかせた状態で行うとよいでしょう。
両目を動かす
両目を動かすと、左右の脳を刺激することができます。左右に30秒ずつ動かすと脳が10パーセント活性化されます。
ハーブを取り入れる
ローズマリーやセージの香り成分は、脳の中枢に働きかけて、言葉を思い出す力を改善します。古代ギリシャの学生は、ローズマリーの小枝を髪につけて、試験に挑んだといわれます。
脳トレゲームをする
クロスワードパズルや数独(数字パズル)、タワーゲームなどは、集中力を高め、神経経路を刺激して知能(頭の働き)を改善するのに役立ちます。
ストレスを解消する
ヨガや瞑想、深呼吸を取り入れてストレスを解消しましょう。ストレスは、短期記憶の低下を招きます。
運動する
ダンスをしたり、体を動かして、心拍数を高めると、酸素が脳にたくさん送られるので、記憶をつかさどる領域にリンクする新しい細胞の形成を促します。
人付き合いを積極的に行う
人との会話や付き合いは、頭のエクササイズに有効です。社交的な人の方が記憶に関するテストの結果がよい傾向があるという研究もあります。

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