薬に頼らないで高血圧を下げる方法

2016年6月14日

高血圧を予防したり、薬に頼らない自然な方法で症状を改善し、健康的な体を保つ方法を紹介します。

高血圧とは

心臓の収縮と拡張の働きを調べるために、目安として重要視されるのが血圧です。血圧測定は、心臓が、体全体に血液を循環する働きがうまくいっているかを知る手がかりになります。

心臓の働きに異常が見られたり、機能しない時は、動脈壁が細くなっていたり、動脈瘤を起こすこともあります。高血圧(心臓に常に負担がかかった状態)を治療しないでそのまま放置しておくと、臓器不全や臓器障害を引き起こすこともあります。

高血圧を予防/改善する方法

高血圧の10%は、処方薬を服用しても治らないといわれます。たくさん処方される薬を毎日飲み続けることに抵抗を感じている人はぜひ、下記を参考にライフスタイルを見直してみてください。

高血圧を、薬に頼らないで自然な方法で改善させることは可能です。

体を動かす

進化論的な観点からいうと、人間は捕食によって生き残ってきましたが、現在は、飽食の時代になりました。体重オーバーは、様々な体の機能への負担を招いたり、早老や死に至る健康上の問題につながる恐れがあります。一日中ずっと座っているのではなく、ウォーキングなど自分の好きな方法で体を継続的に動かすように努めましょう。

短い時間でも習慣化された運動は、たまにする激しい運動よりも心臓の収縮活動の抑制に効果が高いといわれます。

食事を見直す

食事は、心臓を健全に保ち、血圧を下げるカギになります。

脂肪分過多の食事は、動脈を詰まらせたり、心臓発作の原因になります。

また、食塩を取り過ぎると、余分な塩分を体外に排出するために腎臓に余分な負担をかけるようになります。腎臓を酷使することは、心臓の負担にもつながるため、食塩を自然塩に替えたり、スパイスで代用するといった工夫をしましょう。塩の摂取不足も逆によくないので、適量を心がけます。

塩分の摂取の調整とともに取り組めるのが、排出の効率をあげる方法です。

カリウムを多く含む食事は、体内の過剰なナトリウムを尿として排出する手助けをするだけでなく、血管の壁を柔軟に収縮させて、血流を促し、高血圧を予防します。

アボカドや干し柿、ひじき、納豆といったカリウムの多い食品を上手に食生活に取り入れましょう。一番手軽にカリウムの摂取ができるのがバナナです。

睡眠を十分に取る

最近の研究で、睡眠不足がコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンを上昇させることが分かっています。ストレスホルモンは、血圧を急上昇させます。

ストレスを解消する

適度なストレスは、向上心を持って意欲的に取り組む緊張感を生みます。しかし、過度な精神的ストレスは、交感神経を常に活発な状態にしてしまい、心臓に大きな負担をかけて、高血圧の要因になります。

現代社会にみられる高血圧のほとんどはストレスが要因ではないかといわれるため、自分にあったストレス解消方法を見つけましょう。

ストレスを緩和させることは、アドレナリン作用と同様の働きをコルチゾールに働きかけます。