白ワイン vs 赤ワイン 健康を考えて飲むならどっち?

2016年8月22日

赤ワインの健康効果はポリフェノールの存在によって周知の事実となりましたが、白ワインにもうれしい効能がたくさんあります。

ここでは、白ワインと赤ワインのカロリーや糖分、栄養価を比較して、どちらが健康的かや家飲みやパーティーでの飲み分け方のアドバイスについて、アメリカの研究をもとに比較検証して紹介します。

カロリー、糖分の比較

カロリーはほとんど変わりませんが、白ワインの方がわずかに低めです。

しかし、グラス1杯(約140g)に含まれる糖分を見ると、赤ワインの0.9gに対して、白ワインは、その約3倍の3.8gと大きく異なります。

そのため、生活習慣病やダイエットが気になる人には、赤ワインがおすすめです。

健康への効果について

オレゴン州立大学のライナス・ポーリング/Linus Pauling氏によると、ワインは色に限らず適度に飲むことで、冠動脈疾患/coronary artery diseaseのリスクが最大で30%低くなります。

2002年のバッファロー大学の研究によると、白ワインをすすると、肺の健康や肺ガンの発生率が下がるといわれます。

その他にも、白ワインには抗菌作用があるため食中毒の予防になったり、カリウムの高血圧予防への作用が期待されています。

また、白ワインは、赤ワインに比べて不純物が少なく、二日酔いや吐き気を引き起こす要因となるメタノールが発酵の過程で生じる量が少ないといわれます。このメタノールは、体内で分解に時間を要するため、大量に摂取するとお酒が翌日まで残ったり、二日酔いの症状が長引いたりすることがよくあります。

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比較結果とおすすめのワインの飲み方

カロリー、糖分、健康効果を比較してみると、一日の終わりの一杯に飲むなら糖分が少なくビタミンやミネラル、抗酸化物質を多く含む赤ワイン、そして、つい飲みすぎてしまうパーティやイベントには、二日酔いを考慮に入れて白ワインを選ぶといったように、場面によって飲み分けるのが上手な付き合い方のようです。

注意しておきたいのは、ワインを飲むことが、直接ダイエットや生活習慣病の治癒に効くのではないことです。飲みすぎは肝疾患やガンなどの様々な病気を引き起こすリスクを高めます。

ハーバード大学の研究によると、健康を意識するなら適度に飲むことが何よりも大切であり、男性なら1日に2杯まで、女性は1杯を目安に体質や体調を考えて調整しましょう。

アルコールを飲むと水分とともにミネラルも不足しやすくなるため、ワインのおつまみは、動物性脂肪の多い食品よりも、ミネラルやビタミンが摂取できる野菜や果物を選びましょう。