気付きにくい肝臓病の自覚症状について

2016年8月30日

肝臓は、人間の体で最も大きな臓器で、科学が進歩した現在でも肝臓に代わるものができないといわれる程、私たちにとってはなくてはならない大切な存在です。

しかし、肝臓病になった場合、できるだけ早い段階で治療を開始することが望ましいといわれるにも関わらず、眠れる臓器と呼ばれるように、本当に悪くなるまでは自覚症状が出にくく、病気の発見が遅れてしまうことが多々あります。

ここでは、肝臓病にいち早く気づくために、体に表れる兆候や自覚症状を紹介します。

特に、初期の症状は、食欲不振や疲れやすいなど、風邪の症状と非常に似ているため、注意してください。

肝機能に異変がある時(肝臓病)に現れる兆候

肝臓の機能は、消化された栄養を体に取り入れるために、無数の酵素を使いわけて、必要な形に変える(分解)働きがあります。

その他、解毒や排泄、エネルギー源の貯蔵などの役割を担い、人間の生命活動を支えています。

もし、肝臓が、ウィルスや細菌、化学物質などの影響を受けると、これらの肝機能が適切に働かなくなり、下記のような兆候が体に現れます。

症状例

おなかが膨らむ
腹部に液が貯まることでおなかが腫れたように膨らみます。
黄疸
ビリルビンが血液中に増大し、体外に排泄できなくなると、目や肌の色が黄色がかることがあります。
腹部圧痛
おなかの右上辺りや胸郭の右下が痛みます。
尿
血中のビリルビンレベルが高まると、尿の色が暗く変化(ダークイエロー) します。
肌のかゆみ
肌が乾燥してかゆくなり、それが治らなくなります。
便
下痢になったり、便秘の期間が長くなったり、排便が明るい色や暗い色になるなどの変化があります。
吐き気
消化不良、胃酸の逆流、気分が悪くなったり、吐き気をもよおす。
食欲がなくなる
嘔吐したり、体重が減り、時には栄養失調になるほど深刻になることがあります。
気分の落ち込み
疲労感、性欲がなくなるなど。