空腹でお酒を飲むのはなぜ体に悪いのか?

2016年9月21日

空腹でお酒を飲むといけないとはよく言われますが、それが実際にどのように体に影響を与えるのかまで答えられる人は少ないかもしれません。

そこで、ここでは、空腹でお酒を飲んだときの酔い方や消化吸収への影響について、分かりやすく紹介します。

どうやら飲み会で料理が運ばれる前の「とりあえず1杯」は、避けた方がよさそうです。

空腹でお酒を飲むといけない理由

一般的に、何かを食べながら、または、おなかがいっぱいの状態でお酒を飲んだ場合、胃の中にある食べ物がアルコールの成分をうすめてくれるので、胃での吸収がゆるやかになります。

特に脂肪分の多い食品なら、消化の始まりが遅く、ゆっくりと消化されていくので、アルコールの吸収はより一層ゆるやかになります。

しかし、食事をする前(空腹)にお酒を飲むと、胃の中にはアルコールしか存在しないために、アルコールの成分が胃ですばやく吸収されて、血中アルコール濃度が急激に上昇してしまいます。すると、肝臓のアルコール処理能力には限界があるので、代謝しきれなかったアルコールは、そのまま全身を巡り、酔いが回りやすくなるというわけです。

また、胃の中になにも無い状態で飲んだ場合、空腹感が鈍り、食事の量が減ってしまい、かえって飲む量が増えてしまう結果にも。

以上のことから、空腹でお酒を飲むと、体がアルコールの影響を受けやすく、酔いも速く回る傾向が高くなるので、必ず何か食べ物を口にしてから飲むようにしましょう。