肌に赤い斑点やほくろのようなイボできたら皮膚癌の可能性あり

2016年9月15日

皮膚癌は、症状を知っておけば目で直接確認できるため、早期発見の可能性が高いにもかかわらず、日本人にはあまり馴染みがなく、発見が遅れやすい傾向があります。

もし、肌に今まで見たことが無いほくろのような斑点やイボができて、それが広がってきた場合、皮膚癌の可能性があります。

ここでは、アメリカの癌センターのドクターHadley King氏による皮膚癌の症状や早期発見のためのアドバイスを紹介します。

皮膚癌について

皮膚癌は大きく3種類に分けられます。

基底細胞癌(きていさいぼうがん:略BCC)、扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん:略SCC)、メラノーマと呼ばれる黒色腫(こくよくしゅ)です。

癌に発展する可能性の高い日光角化症(にっこうかくかしょう)もあり、早期発見がカギを握ります。

日光角化症は、皮膚に6mm程度のうろこ状の黒ずみやイボのような突起、赤紫の斑点など(症状:動画の1分前後)があらわれ、皮角が盛り上がることもあります。

基底細胞癌(BCC)とは

基底細胞癌は、最もよくみられる皮膚癌の一種です。

「小さな赤い斑点ができて、なかなか消えないので、皮膚科で受診すると基底細胞癌であった」というように、肌荒れと勘違いされることがよくあります。

皮膚にできた赤い斑点、または、イボや傷跡のような突起の周囲が、黒ずんだり黄色く変色し、出血をともなうこともあります(症状:1分40秒くらいから)。

扁平上皮癌(SCC)とは

扁平上皮癌は、皮膚の表面が白っぽくなったり、かさぶたのように硬い外皮で覆われ、中心に穴が開いて出血することが多くあります(症状:2分10秒)。

メラノーマ(黒色腫)とは

皮膚癌で一番気をつけたいのが、メラノーマと呼ばれる黒色腫です。

皮膚に黒っぽいあざや斑点、黒ずんだイボのようなものができ(症状:2分30秒頃)、患部が広がったり、大きくなるのが一般的で、放っておくと死に至らしめる恐ろしい癌です。

悪性黒色腫は、皮膚癌による死亡例の70%以上を占め、際立って死亡率が高いといわれます。

しかし、悪性黒色腫でも早期に発見されると、治癒できる可能性が高いため、似たような症状が見られた場合は、すぐに医師に相談しましょう。