自分を飛躍させる厄年の過ごし方

2010年1月 5日

厄年は、統計的にも災いが起こりやすいといわれていますが、男女を問わず、厄年の過ごし方や心掛け次第で自分を飛躍させることができる人生の大切な節目でもあります。

心身の充電期間と割り切り、不要なものは捨てて身の周りを簡潔にして過ごしましょう。

ここでは、厄年(大厄・本厄、後厄)について、自分を飛躍させる過ごし方を中心に、詳しく紹介します。

自分自身としっかりと向き合って、厄年を終えた後の生活に向けて英気を蓄えることが大切です。

前厄・大厄(本厄)・後厄について

男性の大厄は、数え年で25歳、42歳、61歳。女性は、19歳、33歳、37歳です。その前後の年は、前厄、後厄と呼ばれ、大厄とあわせてこの3年間が厄年になります。

日本では、一生のうち3回巡るようになっていますが、中でも男性の42歳は「死」を、女性の33歳は「散々(さんざん)」を連想させることから、何事にも用心が必要な年だといわれています。

一般的に、男女とも大厄には大きな病気をしたり、死別や別離、不和など、身の周りに災難が起こりやすい時期とされ、事業を起こすなど新しく何かをはじめたり、転居や家を建てたり、大きなお金を動かすことを控えて、身を慎んで過ごします。

統計学では、離婚率の高い年齢が男女とも厄年にあたる人が多いそうです。衝動を抑えて、人生の大きな変化は極力控えるようにしましょう。

厄年の過ごし方

厄年は、運気がさがりやすいといわれますが、どんな状況でも自分としっかりと向き合えば、対処方法は必ずあります。じっと耐えるときは耐え、衝動や感情に身を任せずに、自分自身をコントロールする力を養う成長の時期だと考えましょう。

日ごろから、あまり健康管理やストレスのケアに関心がなかった人も、意識して体をいたわりましょう。

厄年を気にしすぎるとかえって心身の負担になってしまいますが、この人生の節目である年に、心のバランスを保ち、何事にも忍耐力をもって、謙虚な気持ちで自分と向き合うのはよいことです。

ものごとがうまく運ばなくても、自分自身が成長できる機会を与えてもらったことに逆に感謝し、真摯に努力を継続する過ごし方が理想です。

厄年とは

厄年のいわれは様々で、平安時代の宮廷で行われていた儀式や怨霊が及ぼす災難を取り除く呪術、中国から伝わった陰陽道などと深い関わりがあります。42歳になると、祭事で神事を司るために身を清めたことを祖とする説もあります。

陰陽道の考えのもと行われていた習慣が、時代の変化とともに一般の民にも少しずつ浸透していき、現在の厄除けに繋がりました。この昔ながらの習慣のなかには、現代の医療や統計学で裏づけされていることが多くあります。

医療の統計や医学的観点からみて、厄年は、男女ともに体への負担がかかる時期だといわれています。

女性でいうと、結婚して妊娠、出産、子育てと人生で一番体力を必要とする年齢で、生活環境が大きく変化する時期です。出産や育児による疲れがたまりやすく、婦人科系の病気にもなりやすいといわれています。

男性は、就職して少しずつ会社での大きな責任が任されるにつれて、ストレスが心身を蝕みやすい時期です。また、親の老齢化もすすみ、死別や介護の負担といった社会的背景も関係しているようです。

どちらにしても、共通しているのが、身を慎む時期であることです。私達の先人達は、謙虚な姿勢をもって静かな過ごし方で厄年を乗り切ってきました。

数え年とは

一般的に厄年は、生まれた時点を1歳として考え、年が明けた1月1日に一歳ずつ年が加算されていく「数え年」で計算されます。

家族も友人もみんなが一斉に年をとるスタイルで、簡単にいうと正月を迎えた後に、誕生日がくるまでは自分の現在の年齢に2歳足すだけです。

中国や日本の地方によっては、12年に1回、自分の干支を厄年とする地域もあります。

厄年の贈り物

厄年の人に厄除けとなるものを贈る風習は全国各地であります。

  • 財布(うろこ模様が多い)、名刺入れ、定期入れ、女性に贈る時に多いのがアクセサリーなど常に身につけておけるもの
  • ネクタイやベルト、マフラーやネックレス、帯など長いもの(竜神様に因んだもの、厄年を無事乗り越えて長寿を願うためなどのいわれがある)
  • うろこ模様のもの
  • 7色のもの(タオルやハンカチが多いようです)

後厄を終えて

厄年を無事に過ごすことができた後の過ごし方について紹介します。

もし厄年の祈願をお願いした場合、神社で感謝の気持ちを込めて御礼祈祷を受けます。これは、一般に御礼参りとも呼ばれます。もし災いが起きてしまった場合も、御礼は忘れずに心をこめて行うとよいようです。

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