水没する車から脱出する方法

万が一事故に遭遇し、湖や池、海に落下し、乗っている車が水没し始めた時に、脱出するためのサバイバルテクニックを紹介します。

車の窓やドアが開かない時も決して慌てないで落ち着いて対処してください。

脱出するときのポイント

水没する前に窓を開ける

車は湖や海に落ちても水没するまでの1、2分は水面に浮かんでいることが多いので、その間に窓を開け、ドアのロックをはずします。

最近はほとんどの車が電子制御なのでエンジンは切らずにかけておかなければなりません。車の電気系統は通常水をかぶるまでは働くのでショートする前に、早い段階で窓を開けます。

水没する前に窓を割る

窓を開けることが出来ず割る必要がでたら、必ずサイドガラスを選びます。フロントガラスは頑丈なので割れにくく時間がかかります。サイドガラスのほぼ中央部分を集中的にひじや、ヒールの底、とがったものを打ち付けて割ります。あればペンやスクリュードライバー、スパナを使用するとよいでしょう。窓を割る専用の工具もあるので、力の弱い人や女性は常備しておくといざという時の助けになってくれます。

重い衣類は脱ぐ

もし、水没し始めたら、脱出後の泳ぎの妨げになるため、靴やジーンズ、重たい素材の服は、予め脱いでおきます。

車のドアが開かない時

水圧でドアや窓を開けることができなくても、決して焦らないで車内が水でいっぱいになるまで待ちます。そして、あごの辺りまで水がきたら、大きく息を吸い込み、車内が水でいっぱいになるのをドアのハンドルをしっかりとつかんで待ちます。車内が水で満たされると、車の外と中の水圧が同じになり、ドアが開きやすくなります。

泳ぐ方向

水没した車から脱出できても、水中では上下の方向感覚が分からなくなる場合があります。その時は、体が浮かないようにドアのハンドル(取手)をしっかりと握り落ちつきます。

それから、泡が動く方向を見定めます。その時に、泡が動く方向が上です。その方向に浮かび上がることで水面に出ることができます。