雪山で遭難した時のシェルター(雪洞)の作り方

2010年6月10日

万が一雪山で遭難した場合に、生き延びるために必要なシェルター(雪洞)の作り方を紹介します。

シェルター(雪洞)の作り方を知っているかいないかが生死を分けます。実際に、このようなシェルターを作り、救助を待って13日間生き延びた人もいるようです。

かまくらのように、広い雪洞ではなく、人が一人入れるくらいの大きさです。

雪山で遭難しそうになった時に、最も大切なのは、パニックにならずに落ち着いて対処することです。

作り方

まず、最低でも足の長さが埋まるくらいの高さと寝ることができる幅のある雪の吹きだまり(小さな雪山)を探します。どうしても見当たらない場合は、自分で雪を積み重ねます。

そして、作ったシェルターが崩壊しなために、雪の吹き溜まりを押し固めた後、風が吹いてくる方向の反対側に、入り口を決めて掘り進めます。

この時、温かい空気は上にあがる性質を活かし、入り口付近を低めに掘り進めて冷気を遮断し、待機する場所は高めの位置に掘って暖かく保ちます(目安としては、脚の長さ分入り口よりも高くする)。

木の枝を外から数か所突き刺して、換気用の穴を開ける。

シェルターの中に、湿気がたまると、より一層寒くなるため、待機する場所の床から入り口に向けて、溝を彫り、体温によって溶けた雪水が逃げる場所を作ります。

救助が来た時に、雪山で遭難していることが分かるように、シェルターの外側に目印をつけます。

シェルターが頑丈であることを確認して中で待機し、吹雪がやむか救助がくるまでは、決して出歩かないこと。