フィンガーボールの正しい使い方

2013年2月18日

フィンガーボール(フィンガーボウル)は、メイン料理の後やデザート前に、汚れた手をきれいにするために出されます。

ナイフやフォークでは食べにくく、手を使って食べなければならない魚介類(カニやエビ、殻付きの貝など)や肉料理を食べた後に、手をすばやくきれいにできるように考えられたものです。

ここでは、コース料理で、フィンガーボールが出された時の手の正しい洗い方や使い終わった時のフィンガーボールの処置(置き方)についてマナー講師のNancy Mitchellさんが分かりやすく動画でアドバイスしたものを紹介します。

フィンガーボールは、フランス料理の昔ながらのしきたりのようなものなので、コース料理ではよく見かけます。

しかし、日本人にはあまりなじみがないため、知らなかった時に、水と間違えて飲んでしまうこともあるようです。あのイギリスのヴィクトリア女王でさえ、間違えて飲んでしまった過去があります。

フィンガーボールの出され方

皿の上に、紙ナプキンを敷き、半分くらいの水が入ったボウルが出されます。日本の小鉢ほどの大きさで、器の素材は、ガラス製であったり、陶器製や金属製など様々なものがあります。

フィンガーボールの中に、レモンのスライスや花びらを浮かべて演出されている時は、よけないでそのまま使います。

使い方

  1. フィンガーボールに片手の指先を浸し、軽くこすり合わせるようにしてすばやく洗い、膝の上のナプキンでふき取った後、反対の手も同様に行います。
  2. フィンガーボールの下に紙ナプキンを添えて左上(パン皿が置いてあった場所)に移動させる。これを合図に、ウェイターが下げてくれます。
  3. 受け皿は後から運ばれるデザート用の皿になることがあるので、紙ナプキンをよけた後は、上部にあるデザート用のスプーンを皿の右に、そして、フォークを左に移動させます。