意外と知られてないグラスのテーブルマナー

2013年2月19日

コース料理で用意された形状の違う複数のグラスの配置場所と使う順番、持ち方について、マナー講師のアドバイスを紹介します。

配置と用途

一般的に、グラスは、手前から使う順番に配置されています。

一番手前に置かれた口元が少し広がった形状のグラスが、白ワイン用です。白ワインは、前菜の時やコース料理の始めに飲まれることが多いため、最も近い位置に配置されます。

その後ろにあるのが、赤ワイン用です。赤ワイン用のグラスは、空気に触れる面積を広くして香りを十分に味わうため、白ワイン用よりも胴部分が膨らんだ形状をしています。

2つのワイン用グラスの後ろにあるのが、水を飲むためのグラスで、全体的に大きめです。

シャンパン用の細長いのフルート型は、デザートの時に飲まれることが多いため、一番奥に配置されます。

持ち方に関するマナー

ウェイターに注いでもらう時は、手には持たず、テーブルに置いたままで待ちます。

ワイングラスは、丸みのある本体部分を直接手で握ると体温でワインが温まってしまい、風味が変化するといわれ、脚の細長い部分を親指と4本指で挟むように持たれることがよくあります。

実際にワインのテイスティングの際はこの方法が一般的ですが、公式なパーティーでもボウル部分を持って飲まれることもあるため、周囲の状況に応じて臨機応変に対処します。

水を飲むためのグラスは大きくて比較的重めなので、細い持ち手だけでなく、膨らみの部分も合わせて持った方が安定します。

使わないグラスがある場合

フルコースで使用されるグラスの種類を知っておくと、自分には必要の無いグラスは予めひっくり返しておくなどして、ウェイターに知らせることができます。

また、ひっくり返してない場合は、ウェイターが飲み物を注ぐために席に来た際に、グラスの上を軽く手でかぶせるそぶりを見せて「結構です」と伝えます。