食べにくい食べ物のきれいな食べ方やマナー

2016年7月13日

コース料理を食べに行くと、食べ方が分からない、または、食べにくそうなメニューが出て、困ったことはありませんか?

実際に、コース料理には、テーブルや口のまわりを汚しやすいメニューや手で食べる料理もあり、不慣れなことから、人に不快感を与えてしまうことがあります。

ここでは、多くの人が食べにくいと感じる料理をきれいに食べるためのマナーや食べ方のコツについて、パスタやとうもろこし、カクテルグラスに盛り付けられたエビ、頭付の魚を例に挙げて、マナー講師のアドバイスを紹介します。

パスタ(スパゲッティ)

ソースがはねやすく、食べる時に周囲や口元を汚したり、麺が長くて一口で入りきらないことが多かったりと、なにかと食べにくいイメージが強いパスタの食べ方についてのマナーを紹介します。

スプーンを使う?使わない?

スプーンの上で、パスタをフォークに巻きつけると、ソースが飛び散るのを防ぎ、きれいに食べることできます。

しかし、パスタ発祥のイタリアなど、国によっては、スプーンを使うのは子供っぽいイメージを与えることもあり、基本的にはフォークのみを使って食べるのが一般的なマナーです。

実際に、外国では、レストランでパスタを頼むと、深皿に入ったスープ仕立てでない限りは、フォークのみ用意されることがほとんどです。

その場合は、お皿の縁のカーブをスプーンの代わりにして巻き取ります。

食べ方のコツ

皿の端の方のパスタを、少量だけフォークの先に取って巻きとる
フォークで、皿の真ん中ではなく、端のパスタを2、3本すくい、皿の隅で3、4回程度フォークに巻きつけます。
端まで巻き付ける
中途半端に巻き付けてしまうと、食べる時に、端から垂れ下がったパスタのソースが飛び散ったり、かみ切って食べるはめになってしまいます。
かみ切って食べるのは、周囲に不快感を与えるため、必ず一口で食べられる量を最後まで巻きとるように意識してください。
すする音が出やすいので、音を出さないように注意しましょう。
あらかじめフォークで長い麺を切って食べる方法もあります。

とうもろこし

とうもろこしは手で食べてもマナー違反にはなりません。

しかし、かぶりついて一度にたくさんの量を食べようとしたり、ハーモニカを吹くように移動しながら食べるのは、人に不快感を与えてしまったり、口周りが汚れる原因にもなります。

とうもろこしを食べる時は、まず、両手で挟むようにして持ち、2、3回噛みついたら、一度置きます。そして、膝のナプキンで素早く手や口元を拭いてから、他の食材を食べます。

カクテルグラスに入ったエビ

まず、カクテルフォークをカクテルグラスがのった受け皿の上に置き、グラスの中心に、ディップ(ソース)をスプーンで1、2杯すくい入れます。

エビの尻尾を親指と人差し指で持ち、ディップ(ソース)にちょんとつけてから口に運びます。もし一口で食べるにはエビが大き過ぎるようなら、フォークでさして、2口で食べるか、受け皿に置いて、フォークで半分に切ってから食べます。

牡蠣のような二枚貝

親指と人差し指で殻が動かないように支え、反対の手でフォークを使って身をさして、一口で食べます。

身がなかなか殻からはずれない時は、フォークを軽くひねると取れやすくなります。

くし型切りされたレモンは、フォークでさして、反対の手で汁が飛ばないように覆いながら絞ります。

頭や尻尾がついたままの魚料理を食べる場合は、フォークとナイフの先で、尻尾や皮を皿の上側に避けた後、身をフォークでさして食べます。

最後に

もし、食べ方が分からなくて食事中に困ってしまったら、口をつける前に周囲の人の食べ方を確認してから、食べ始めると失敗がなくなります。