箸使いのマナー違反33通り

2016年8月26日

日本人が食事で毎日のように使う箸の持ち方や使い方には、やってはいけないタブーがたくさんあります。

知らず知らずのうちにマナーに反してしまうこともよくあるので、ここでは、正しい箸の持ち方や箸使いに関するタブーを33通り詳しく紹介します。

正しい箸の持ち方

  1. まず、箸先から、約2/3の位置を親指と人差し指の間の指のつけ根に挟んで固定します。
  2. 上の箸は、鉛筆を持つように、親指と人さし指で挟み、中指は外側から添えます。
  3. 下の箸は、薬指の爪のそばにあてます。
  4. 使う時は、下の箸を薬指で支えて、上側の箸のみを動かします。このとき、親指は、力を入れすぎないで、軽く支えるようにします。

箸使いのタブー33通り

箸使いは江戸時代には確立されたといわれ、ひとつひとつの作法には、同席者が互いに気持ちよく食事をすることができるように意味があります。

下記は、昔から食を共にする相手に不快感を与えるとされる「マナーに反する箸使い」の例です。

にぎり箸
子供によくみられるにぎり方で、箸をグーでにぎるようにもつ初歩的な持ち方です。 箸の機能が果たしにくい上、食事の途中で行うと攻撃的な意味合いをもちます。
ばってん(クロス)箸
上と下の2本の箸をばってんに交差させて持つ。中指がきちんと使われていないので、挟みにくくなります。
渡し箸
食事の途中で箸を食器の上に渡して置くことで、「もういりません」という合図にもなります。
食事の途中で箸を置きたい場合は、箸置きに置きます。無い場合は、箸袋を結び、代わりに用いたり、膳の端に箸先のみをのせます。この時、汚れた箸先を人に向けることは失礼にあたるため、決して人に向けないように注意してください。
箸渡し
一つの箸にのせた料理を別の箸で取ったり、人と箸同士で料理をはさんだりすることで、あわせ箸とも呼ばれます。
二人箸
食器の上で二人が同時に料理をはさむ。
直箸(じかばし)
数人用の料理が盛られた皿から 「取箸」を使わずに、自分の箸で料理を取ったり、同席者に取り分けることで、中国や朝鮮半島では友好の証とされていますが、日本ではタブーです。
ねぶり箸
箸についたものを舐めて取ったり、食べる前に箸を舐める。
かみ箸
箸先を噛むこと。
立て箸
ご飯や料理の上に箸を突き立てることで、仏箸ともいわれます。
迷い箸
箸を持ったまま、どの料理を食べようかとあちこち動かして、料理の上を箸がさまようことで、なまじ箸ともいわれます。
移り箸
料理を一端取りかけてから、他の料理に箸を移す。
たたき箸
箸で食器の縁を叩くことで、悪霊を招く行為とされています。
涙箸
汁気の多い料理の汁を箸の先から落として食べる。
振り箸
汁気など箸先についたものを振り落とす。
刺し箸
料理に箸を突き刺して食べる。
指し箸
食事中に、箸の先で人を指す。
探り箸
食器に盛られた料理の中身を確かめるように箸で探る。
こじ箸
食器に盛られた料理を上から食べずに、箸で混ぜるように探り出して食べる。
回し箸
汁椀などの料理を箸でぐるぐるかき混ぜる。
空箸
一度料理に箸をつけておきながら、食べずに箸を戻す。
重ね箸
一つの料理ばかり同じように何度も続けて食べる。
すかし箸
骨の付いた魚の上側を食べた後、魚をひっくり返したり、骨を避けたりしないで、骨越しに裏側の身をつついて食べる。
こめ箸
箸を使って、たくさんの料理を口の中に押し込めることで、口に頬ばった料理を奥へ押し込むことを「こみ箸」と呼びます。
よせ箸
箸で食器ごと手前に引き寄せる。
横箸
二本の箸を揃えて、スプーンの先のようにして料理を食べる。
とき箸
箸先をこすりあわせる。
持ち箸
箸を持ったままの状態で、他の食器を持つ。
受け箸
箸を持ったまま、お変わりをする。
かき箸
食器の縁に口を当てて、口の中に食べ物を箸でかき込む 。
落とし箸
食事の最中に箸を床に落としてしまう。
くわえ箸
口にくわえたままの状態で、箸を下に置かない。
拝み箸
両手で箸をはさみ、拝むようにする(いただきますの挨拶をこの仕草で行うのは、タブーです。 )
もぎ箸
箸についた料理をもぎ取るようにして食べる。