基本的なフルコースの食事作法について

2016年9月23日

フルコースのテーブルマナーは、日本人には不慣れな場合が多いため、接待や記念日、結婚式などで、作法を知らないだけで恥ずかしい思いをしてしまうことがあります。

せっかくのフルコースで、肩肘をはらずに食事を楽しむためにも、最低限の作法を知っておくことは少なからずメリットがあります。

ここでは、食事中のペース配分や席の立ち方など、初心者がフルコースを食べる時に知っておきたい基本的なテーブルマナーについて紹介します。

基本的な食事中の作法

  • 場面に合ったふさわしい服装を選び、料理の風味を妨げるような香りの強い香水はつけない。
  • イスに座ったり立ったりの動作は、左側から行います。
  • 食事中は、常に美しい姿勢を意識します。
  • スープや麺類をすする音や食器の当たる音をたてたり、大声を出したりしない。
  • 茶碗やお椀、取っ手付きのスープカップやコーヒーカップ以外の食器を持ち上げて食べたり、勝手に位置を変えない。
  • 口元や手の汚れを拭くときは、持参したハンカチではなく、用意されたナプキンを使います。
  • ナプキンは食前酒や水が出された時を目安に、同席の目上の方に続いて膝に置きます。
  • ナイフやフォークなどのカトラリーは外側から順に使います。
  • 塩やコショウの入った瓶は、必ずセットでテーブルの上に置いて、相手に渡します。
  • 味見をしないうちから塩やコショウをふりかけない。
  • 一度使ったナイフやフォークは、テーブルの上ではなく、皿の上に置きます。
  • バイキング形式の時は、必要な量だけを取り、山盛りにつがない。
  • 食事中は髪を触らない。
  • バッグや手提げは、テーブルの上や背もたれの前に置かないで、右側の足元に置きます。

ペース配分

フルコースは、一品ずつ順番に出されます。おしゃべりに夢中になりすぎて食べるペースが遅れたり、早く食べ過ぎることのないように、同席する相手に合わせましょう。

食事のスピードは、相手に合わせるのがマナーです。

食事中に席を立つ場合

トイレや電話など、席を立つ用事は、できる限り食事の前に済ませておきましょう。

どのような理由であっても、食事中に席を外すのは礼儀に反する行為であることを頭に入れ、両隣の人に失礼をお詫びしてから、左側から席を立ちましょう。

席を立ったら、ナプキンをイスの上に軽く畳んで置きます。ナプキンをテーブルの上に置くと、食事終了のサインになるので注意してください。