川遊びで水難事故にあった時の対処法

2016年9月 8日

川遊びやラフティングをする時に、誤ってボートや岩から落ちて川に流されると、急流による水圧がかかって沈んだり、川底の障害物に足がひっかかったりして溺れてしまうことがあります。

ここでは、万が一、川に落ちて流されてしまった時の対処法について、急流や滝から落ちる時の体勢や溺れないための注意点を中心に、命を守るために知っておきたいことを紹介します。

川(急流)に流された時の対処法

パニックにならない
例え急流に落ちても、決してパニックにならないでください。もし、ラフティング中に落ちて、水中でボートの下に入り込んでしまった場合は、手探りで水面に出ます。
ボートの横に浮き上がったら、誰かの助けが来るまでしっかりとボートについた手綱を握って待ちます。もし、ロープまで手が届かない場合は、ラフティングの仲間にパドルを差し出してもらいます。
急流泳ぎの体勢で助けを待つ
川に流されてしまった場合は、慌てないで急流泳ぎの体勢で助けを待ちます。
急流泳ぎの体勢とは、まず、リクライニングチェアに寝転がるように仰向けになって、足を下流に向けて伸ばし、頭を上流に向けます。そして、頭を下げてつま先を水面から出します。
障害物に足がひっかかる恐れがあるので、決して立ち泳ぎはしないでください。この体勢のまま岸に流れ着くか、助けがくるのを待ちます。
水の流れには、水圧が生じます。もし、足が岩場や川底の障害物にひっかかって抜けなくなると、水圧によって溺れる危険があります。
滝に落ちる時の体勢の取り方
川に流されてそのまま滝から落ちそうになったら、仰向けになって、膝を胸に抱きかかえます。そして、滝の下に落ちたら再度、足を伸ばします。
障害物を確認する
川に流されている間は、岩や木など周囲の障害物にぶつからないように注意を払います。岩にぶつかりそうになったら、腕を広げてバランスをとりながら足でよけます。
ロープを握る
周囲の「ロープにつかまれ」という声に注意して反応します。ロープに手が届いたら、片方の肩に沿わせて、胸に近い位置でしっかりと握り抱えます。
決してロープを腕や体に巻き付けないでください。
川岸が近くなったら
流れが穏やかになったり、川岸が近くなった時は、足を川の中心に向けて体の向きを45度変えて、腕をパドルのように使って川岸に近づき、可能であれば泳ぎます。
足が届かないところで立とうとしないで、お尻が川底についてから立ち上がります。
ライフジャケット(PFD)を着用
ラフティングなどの川遊びをする時は、もしもに備えてライフジャケットを着用します。ライフジャケットは、必ず体のサイズにあったものを選び、留め具をしっかりと留めます。急流でも、ライフジャケットが浮力を作ってくれるため、呼吸を確保できます。
急流では、障害物から頭を保護するために、ヘルメットも必要です。