ウォーターフォールブレードとは、髪全体に流れるような動きをだせる編み込みテクニックの一つです。
ショートヘアのような短かい髪でもハーフアップのような雰囲気にアレンジできるのも大きな魅力。
ここでは、ショートヘア用に考えられたウォーターフォールブレードのやり方について、セレブのレッドカーペットヘアを手掛けているプロのヘアスタイリストJoy La Rosaさんによるアドバイスを紹介します。頭に花の冠をつけているようなイメージの髪型です。
一般的な編み込み(フレンチブレイド)をしながら、3束のうちの1束を離して、新たな1束をその都度足しながら編み込んでいくやり方です。
下準備
髪が滑ってうまくできない場合は、ムースをつけます。
髪全体をブラッシングした後、深めの横わけにして、幅の広い方をクリップで避けておきます。
やり方
ショートヘアの場合は、指でしっかりと押さえてきつめに編み込むのがうまくいくコツです。
- 前髪を少し残して、サイドの後頭部に近い位置の髪を少量とって、後方に向けて編み込み始めます。
- 多くの人が、前髪の生え際付近から編み込みを始めようとしますが、前髪の生え際は髪が短くてやりにくく、頭皮が出てかっこよく決まらないことが多いため、最初の3回は三つ編みにして、その後から編み込みを始めます。
- 三つ編みが終わった地点で、3つに分けた束の上側から新しい髪を少量足して、3束のうちの一番下を手から離して2束にします。
- 2束になったら、その都度下側から新しい髪を足して3束にして続けることで、滝のように流れ落ちる編み込みができます。
- 耳の後ろまで編み込みが終わったら、目立たない色のゴムで結び、後頭部にピンで固定した後、周辺の髪を上から覆いかぶして結び目を隠します。
- 編み込みを両サイドに広げるようにしてゆるめて無造作感を出します。
- 幅が広い側の前髪を、編み始めの位置を隠すように斜めに流したらできあがりです。