クロールですばやく体を回転させる練習方法

2014年9月29日

クロールは、体の迅速な回転が、プルやキックとうまく組み合わさったとき、ストロークのたびに、移動距離が伸びるようになります。

ここでは、クロールのスピードアップの開発に不可欠な要素のひとつ「体のすばやい回転」のために、オリンピックのメダリストを生み出したThe Race Clubが水中と陸上で行っている練習方法を紹介します。

このスイミングスクールでは「カップリングモーション(連結動作)」と呼び、特に強化している練習のひとつで、ストロークのたびに、体を積極的にすばやく回転させることによって、プルとキックの両方がより強力になり、推進力が向上します。

水中で体を回転させる練習方法

シュノーケルとフィンをつけて、体を回転させるシンプルな練習です。

  1. まず、壁を蹴って、背中と頭が平らになるように、水面で体を一直線にまっすぐ伸ばします。
  2. その姿勢のまま片側を向いて、6回キックした後、体の向きを反対側にほぼ垂直になるようにすばやく変えてください。
  3. これを左右交互に繰り返します。

体をすばやく、アグレッシブに回転させると、スピードが劇的に変わる可能性がありますが、体の回転がゆっくりであったり、傾きが足りなかったりすると、速度の変化はほとんどみられないので注意してください。

体の回転を速めるための陸上トレーニング

体の回転を速めてパワーを増すために、体幹や腹筋を強化するためのトレーニング方法です。

バイシクルクランチ(ザック・ヘイデン編)

両手を頭の後ろにつけた仰向けの姿勢になり、両足と肩を地面から離したまま腹筋をします。

このとき、一方の脚(右脚)はまっすぐに伸ばしたままで、片方の膝(左膝)のみ曲げて胸に引きつけ、反対側の肘(右肘)にふれるように上半身をひねります。

この動きを迅速に、左右交互1分間繰り返します。

ボクシングエクササイズ(レベッカ・ソニー編)

肘を高く保ったまま、おなか周りから肩までをすばやく回転させるように完全にひねり、左右交互にパンチを繰り返します。

これをすばやい動きで、1分間行います。グローブをつけて、ミトンめがけて打ち付ける方が、空中をパンチするよりも効果的です。

これによって、レベッカ・ソニーは、すばやい回転に必要な体幹(体のコアな筋肉)を強化させることができます。