蹴伸び(伏し浮)の練習

2014年10月13日

蹴伸び(伏し浮き)の姿勢は、クロールだけでなく全ての泳ぎを効率的にしてくれるとても大切な要素のひとつ。

泳ぐ時の姿勢やバランスは、全てに影響してきます。もちろんスピードアップとも深い関係があります。

蹴伸びで完璧なバランスが取れると、無駄なエネルギーを浪費せず、持久力も上がり、水中でより一層快適に自信をもって泳ぐことができるため利点も大きくなります。

蹴伸びは、水面にできる限り近い位置で、水平になるように心がけること。

練習方法

始めは浅いプールでやってみます。

息を深く吸い込んで止め、体の力を抜いてリラックスします。

膝と足をプールの底につけ、腰を曲げ、腕は体の近くで自然に広げたまま前方に出します。

頭を水中に入れて力を抜いて浮きます。

この時はまだお尻は胸よりも下に位置したまま、傾きのあるポーズで構いません。

水に逆らわないで、腕も足も体全体の力を抜き、自然体で浮く感覚を身に着けます。

自然体で浮く感覚が分かったら、水中での効果的な姿勢とバランスを調整する練習にステップアップ。

このまま、腕を前方に伸ばして体を水面で水平にする。胸を下に下げるようにすると、自然とお尻が浮くことが分かります。あごは引き、おなかをぐっと引き上げ、目線は真下に向けます。

息は止めたままで、水中で吐かないこと。

自分の体をシーソーにみたてるとイメージしやすいかもしれません。

水面で水平に浮く姿勢の感覚を覚えたら、定期的に次からの練習の間に組み入れます。

泳ぐ時にどうしてもお尻が下がってしまう場合によく見られる問題点

  • 目線が前方にあるため、頭が上がり、お尻が沈みやすい。首の力を抜き、前ではなく下方向を見るようにする。
  • 腕を絶えず忙しく動かす場合、水中で肩が起きた状態になる。水面に手がついた瞬間は、前方の手をちょっとの間だけ伸ばしたまま止めるようにしてみる。

これでもどうしてもできない場合は、浮きを足に挟んだり、フィンを付け、道具を活用してお尻が浮いた状態で、どれだけ効率的に泳げるかを体験してみるとよい。

体全体の筋肉に力を入れないでリラックスし、必ず頭から足先まで一直線になることが大切。

この一直線の浮き姿勢(I字練習)から、手と足を交互にゆっくりと広げては閉じて進んだり(Y字練習)、両足と両手を一緒に広げる(X字)動きにアレンジすることもできる。

平泳ぎでも同様のY字練習があります。参考にしてください。