クロールの腕を前方に伸ばす時間が長すぎる泳ぎ方の問題点と改善法

2014年10月10日

クロールで前方に腕を伸ばすのは大切なことですが、伸ばす時間が長すぎる時に生じる「間(ま)」には注意が必要です。

水面より上から見ると、伸びがあって滑らかなストロークに見えますが、実際には、テンポが遅すぎて、リズムが乱れ、流れにのれていないことがよくあります。

ここでは、クロールの腕を前方に伸ばす時間が長すぎる傾向がある泳ぎ方の問題点や改善するための練習のポイントについて詳しく紹介します。

泳ぎ方の問題点

クロールのストロークで、腕が前方で伸びきった泳ぎ方は、この伸びた地点で一旦動きが静止したようにさえ見えることがあります。この静止時の動きは、何も生み出さないだけでなく、スピードを失速させてしまいます。

また、この時、多くの人が手首が曲がったり、手のひらが一瞬前方を向いたりすることで、水の抵抗が生まれます。

このような泳ぎ方をする人は、100メートルのクロールの平均タイムは、1分30秒から2分20秒くらいの傾向があります。

左右のバランスが悪い

ストローク2回毎にいつも同一方向に息継ぎを行う傾向があり、息継ぎをする側の体の傾きが明らかに大きいのに対して、息継ぎをしない側の体の傾きが足りないため、左右対称さに欠けます。

この左右のバランスの崩れをバタ足で補おうとするので、しばしば足の動きが乱れます。

リズムが流れにのれない

肘を伸ばしたままプルをすると、水を下向きに押しだす傾向が高いので、後方に向けてかくようにしてください。さらに、肘を曲げてハイエルボウを意識すると、ストロークのリズムを速めることができます。

泳ぎ方を改善する練習方法

腕をかく回数が少ないことと、非効率な動きが重なり、ストロークの間で失速するため、それを改善する練習を取り入れていきます。

キャッチとプルを改善
リズムが遅れるような非効率な動きは、主にキャッチ(水面への手の入り方)の時に、水をしっかりとつかむことと、プル(ハイエルボ)を改善する練習に焦点を絞るのがポイントです。
これによって、推進力が上がるだけでなく、不必要な間(ま)を取り除く効果もあります。
ストロークのリズムを速める
ストロークのリズムとタイミング、滑らかさを改善します。場合によっては、ストロークを現在よりも1分間で3回から8回は増やす必要があります。

この腕の動きのコンビネーションとリズムが改善されると、左右対称の腕の動きや傾き、左右両方での息継ぎができるようになり、それが結果的にスピードアップに繋がります。

ストロークのリズムを変えると、始めは違和感があって泳ぎにくいかもしれませんが、必ず効率的な泳ぎ方に改善できると信じ、諦めないで継続してください。