クロールの息継ぎでお尻が沈まないようにする2通りの練習方法

2015年3月20日

クロールを泳ぐ時に、水面から顔を押し上げるように息継ぎをすると、お尻が沈んでしまうことがよくあり、これが思わぬ水の抵抗を生みます。

こうなってしまうと、次の息継ぎでもっと高く顔を上げる必要があるため、息継ぎのたびに、ムダな力を浪費するだけでなく、前方に進むための推進力が上下に分散したり、クロールのリズムが乱れてしまいます。

ここでは、クロールの息継ぎで、お尻が沈まないように重心の上下移動を最小限にし、推進力を前方に集中させるための練習方法を2通り紹介します。

2008年のアメリカのオリンピック金メダリストEven Jason Lezak氏も、この上下の動きの幅を減らすことで、クロールがスピードアップしたと言っている程重要な要素のひとつです。

クロールの息継ぎのやり方を改善する練習

練習方法

お尻が下がらない泳ぎ方を学ぶためのベストな方法は、息継ぎ無しで泳ぐことです。

この時、頭の位置が一定であると、それによって前方へぐいっと進むような推進力を生み出すことができることを意識してください。

息継ぎが必要になったら、頭を押し上げるのではなく、体ごと傾けて頭はただ回転させるだけで行います。

このようにして泳ぐと、顔を水面に出して息継ぎをする時に、前方に伸ばした腕に、どれだけの重さがかかるかに注意を払うことができます。

ポイント

息継ぎを2回、または、3回連続で行うとより効果的です。

体の向きを反対向きに素早く回転できない場合は、片方にバランスが偏っていたり、お尻が沈んでいる可能性があります。

また、水をかく時は、下ではなく、後方にかくようにイメージしてください。

この練習は時間をかけて取り組みましょう。

クロールのお尻の位置を高く保つ練習方法

クロールのお尻の位置を4、5cm高くするだけで、効率的にスピードアップができるって知っていますか?

クロールを泳ぐ時に、お尻の位置を高く保つことで、下半身が受ける水の抵抗を減らすことができます。これは、水中をより楽に泳げることを意味します。

ストリームラインを保ったまま、お尻と水面の位置関係に注意して泳ぐのがコツです。「お尻の一部が常に水面から出ているか?」と自分で意識して確認しながら泳いでください。

ポイント

  • 頭を下げる
  • 骨盤を傾ける
  • 骨盤に入れ込むようなイメージで腹筋を引き締める
  • 腕の力を補助するために、バタ足を少し強めにする

お尻が下がらないように、使っている筋肉に集中します。感覚が分かりにくい場合は、人に見てもらいながら泳ぎましょう。

自分にとってベストな姿勢をつかむために、色々な練習方法を試しながら泳いでみてください。