バタフライのストロークの練習/ショートリリース

2016年6月 3日

バタフライのリカバリーで手がつまってしまうのを改善し、ストロークを円滑にするための練習方法を紹介します。

特に年齢が低い子供は、バタフライのリカバリーで腕がスムーズに抜けずに詰まってしまう傾向があるようです。

肉眼ではわかりにくい微小な点ですが、この練習によって、バタフライの泳ぎに大変革をもたらす水泳選手もいます。

練習方法

通常通り、バタフライを泳ぎ、プルの最後に近づいたら、手を後方にプッシュするのではなく、外側(体の両側)に離すようにプッシュし、リカバリーの動作に入ります。

リカバリーの時に、手を前方に持っていくように意識し続けるのがポイントです。

なかには、手が胸の下に来た段階で、リカバリーをするように指示すると効果的な選手もいます。

効果

これは、バタフライのプルにおいて、激しく、そして深い位置で後方に水を押し出すことにより、リカバリーが詰まってしまうことを選手に理解させるのに適した練習です。

この練習によって、ストロークの半分しかできず、力が弱くなると感じるかもしれませんが、手を水面から出しやすいため、リカバリーが非常に楽になり、ストロークが円滑に行えるようになります。

また、早めに水を離し、横(両側)から手を出すことによって、リカバリーの手が、水面近くの低空を通すことができます。

この練習は、今までは難しかった泳ぎのテンポを上げるだけでなく、消費エネルギーを節約するため、200mバタフライを泳ぎ始めた選手にもおすすめです。

ショートリリースは、3cmから5cm後方への押し出しが違う程度で、肉眼ではいつもの泳ぎ方との違いが分かりにくいといえますが、水泳選手にとっては、非常に価値のある体験になります。