クロールの息継ぎを両側でする練習

2016年6月21日

クロールの息継ぎを、左右のどちらか一方だけでなく、両側にする練習によって、ストロークがアンバランスになるのを防ぎ、息継ぎとバランス力を改善して推進力を高めることができます。

練習の目的

子供やまだクロールの学習段階である人には、「両側の呼吸」という言葉をできる限り多く使用するようにしてください。

特に幼いうちは、バランスのとれたクロールを確実に行う必要があります。その後は、長距離をよりパワフルに泳いだり、よりらくに息継ぎができる向きを考えて、右か左に決めていくことができます。

練習方法

ストロークを3回数えます。3回は、両側で呼吸をする練習において、最も少なく合理的回数です。5回ごとでは難しく感じる人が多く、1回ごとでは少しおかしなトレーニングになってしまいます。

手が前方に入る(キャッチ)回数を1、2、3と数え、3回ごとに息継ぎを1回行います。

呼吸の間は、頭だけが左右に回転するのではなく、頭と体をまっすぐにして、体の回転を使って息継ぎをするように頭の位置を安定させます(頭を傾けてあごだけを上げたり、頭を起こしてしまうと前方に伸びた手が下がります)。

体が回転する間、頭は体のまっすぐ延長線上にあり、体をしっかりと伸ばしてバランスを安定させます。

効果的に息継ぎを両側に取り入れることは、左右対称の呼吸をするというよりも、むしろ右の息つぎと同じ回数で左で呼吸するように意識します。

ポイント

3回のストロークに1回の呼吸は、慣れない側での息継ぎを必要とするため、酸素が十分に取り込むことができずに、泳ぐ速度をあげた時に、息切れすることもあります。

速度を上げたり、長距離を泳ぐ場合は、同じ側の呼吸を増やしたり、回数を調節しながら取り入れてみてください。

例えば、右の息継ぎで1レーンを泳いだ後、左で1レーンを泳ぎ、最後に3回のストロークごとに息継ぎをするというように、自由に混ぜて行います。