速く泳ぐための正しいストリームラインのやり方

2017年2月20日

水泳で速く泳ぐために最も大切なことはストリームラインだといわれています。

これは、ほとんどの水泳選手が若いうちから学び、泳ぐ時に意識しているテクニックのひとつです。

ところが、実際には、「何が正しいストリームラインなのか」については論争があり、コーチによっても様々な教え方がされています。

ここでは、速く泳ぐための合理的で正しいストリームラインの姿勢について、レースクラブ(Race Club)のGary Hallコーチによるアドバイスを紹介します。

ストリームラインの作り方

世界で最も技術的に優れたストリームラインを作れるのはマイケル・フェルプス(Michael Phelps)選手だといわれています。

多くの水泳コーチは、マイケル・フェルプス選手のようなストリームラインを作るには、腕(上腕二頭筋)を耳の横でギュッと絞るようなイメージだと教えていますが、実はもっとよい方法があります。

やり方とポイント

まず、アゴを胸の上につけて、頭の後ろで肘同士があたるくらいまでできる限り腕をギュッと絞ります

この時、手首は重ね合わせて、親指で手が離れないようにしっかりと固定します。

指先は、まっすぐ前方を指します。

肩は、自分が限界値だと感じた地点よりももっと前方に伸ばして固定します。ポイントとしては、肩が耳よりも前方に届くイメージで伸ばします。

こうすることによって、ストリームラインの前方の姿勢がよくなるだけでなく、体全体を(ボディースーツを着ている以上に)タイトに締めることができます。

そして、最も大切なことは、アゴを引いた状態を維持し続けることです。アゴが浮いて頭が上がってしまうと、ストリームラインの流線型が失われるので注意してください。

アゴを引いた姿勢を横から見ると、アゴがボディーラインの範囲内におさまっているため、正面から受ける水の抵抗を一切妨げていないことが分かります。