背泳ぎのストロークが行き過ぎるときの改善法

2018年5月28日

背泳ぎのストロークにおいて、上に伸ばした腕が行き過ぎているにもかかわらず、それに気づかないまま習慣化してしまうことがよくあります。

これは、一般的に、腕をしっかりと伸ばして「水をつかもう」と意識している人に多くみられる間違いのひとつです。

動画の最初の泳ぎのように、キャッチのときに腕が内側に入りすぎてしまった場合、テンポが遅れた非生産的なストロークになってしまうため、正しい位置に直す必要があります。

下記に、背泳ぎのストロークにおける、行き過ぎた腕の伸ばし方「オーバーリーチング」の改善方法について紹介します。

「オーバーリーチング」の改善方法

オーバーリーチング気味なストロークの問題点は、水泳選手が自分のストロークの動きを把握できていない点にあります。

たとえば、コーチが「腕が内側に入っているから、もっと外側に開いて」と注意することは簡単ですが、本人が腕の動かし方を直したと思ってはいても、大抵はほぼ変わっていません。

そこで、おすすめなのが、下記のiPhoneを使った方法です。

やり方

  1. iphoneに自撮り棒などをつけて、泳いでいる人の真上にくるようにセットし、選手の泳ぎにあわせて進行方向に移動しながら、まっすぐに撮影します。
  2. 選手に、自分のストロークの感覚について、「それぞれのストロークの腕の開きがどれくらいか」を尋ねた後、実際に撮影した動画を見せます。
  3. これを、腕が正しい位置に固定されるまで繰り返し行います。

トレーニングのポイント

プールの外で、水泳選手に、ストロークの入水時の腕の位置まで両腕を上げてもらい、本人がどのように把握しているかを確認してみてください。

おそらく、選手自身の感覚の方が、実際の腕の位置よりももっと外側に開いているのが分かるでしょう。

このトレーニングの目的は、入水時の腕の位置に対する自分の感覚と実際に目で確認したときの感覚を一致させることにあります。

感覚と実際の入水時のストロークの位置の関連付けが正確にできるようになるまでは、力強さばかりを気にしてしまう傾向がありますが、クイック(素早い)キャッチの方により重きをおいて練習してみてください。